鹿児島産品でメニュー開発
2024-10-12 02:53:28

京都栄養医療専門学校が鹿児島の特産品を活用したメニュー開発に挑戦

産官学連携で広がるかごしまブランドの魅力



京都栄養医療専門学校と鹿児島県が手を組み、かごしまの魅力あるブランド産品を広めるプロジェクトが始まりました。これは、同校の栄養士科と管理栄養士科の学生たちが中心となり、鹿児島の豊かな特産品を活かした料理メニューの開発に挑む取り組みです。学生たちは、授業を通じて生産者の思いやそれらの食材の特性を学び、創造力を発揮していきます。

かごしまブランドの第一弾:かつお節



このプロジェクトで注目すべきは、鹿児島県が誇る「かつお節」です。特に枕崎は、一本釣りの技術で知られる地域で、国内最大のかつお節生産地でもあります。かつお節はその濃厚な旨味と香りにより、料理の深みを増す食材です。学生たちは、最高級品とされる「本枯節」や特有の「荒節」を使用し、その料理に新たな命を吹き込むレシピを考案します。また、栄養士や管理栄養士としての視点から、うま味成分が減塩に役立つことも強調しながら、より健康的なメニューの提供を目指します。

かごしまのもう一つの特産品:ピーマン



鹿児島県はピーマンの生産でも全国の中で高いシェアを誇ります。特にかごしまのピーマンは、肉厚で甘みがあり、苦味が少ないのが特徴です。学生たちは、苦手な野菜であるピーマンを美味しく食べてもらうために、さまざまな調理法や工夫を取り入れたレシピを考案することに力を注ぎます。栄養士の観点からは、このピーマンには高いビタミンCが含まれており、健康維持に役立つことから、日々の食事にぜひ取り入れてほしい食材です。

レシピコンテストの開催



この取り組みの一環として、かつお節やピーマンを用いたレシピコンテストが開催されます。応募するのは、京都栄養医療専門学校の管理栄養士科や栄養士科の在校生で、2024年11月10日から12月20日の間にエントリーが可能です。コンテストでは、最優秀賞や優秀賞が選出され、特に優れたレシピは学校のレシピ集に掲載される予定です。また、一次審査と二次審査の合間にチームたちがどのように料理を実演・発表するのかも見どころです。

京都栄養医療専門学校の教育理念



このプロジェクトは、京都栄養医療専門学校が持つ教育理念を具体化したものであり、同校は厚生労働大臣指定の養成施設として、実践力とホスピタリティマインドを兼ね備えた管理栄養士、栄養士、医療職を育成しています。地域の健康や栄養に寄与することを目指し、学生たちは実践的な学びを通じて新しい発見や成長を遂げています。プロジェクトの成果は地域・産業に還元され、さらに栄養士教育の向上にも寄与することでしょう。

これからの学生たちが作り出す料理が、いかにかごしまの特産品を彩るのか、大いに期待が寄せられます。健康的な食文化の発展を目指し、私たちもその成果を見守り、応援していきたいと思います。


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会社情報

会社名
学校法人大和学園
住所
京都市中京区河原町二条下ル下丸屋町396番地の3
電話番号
075-241-0891

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