PFUブルーキャッツ石川かほく、地域特産「高松ぶどう」でスパークリングワイン製造!
プロバレーボールチームPFUブルーキャッツ石川かほくが、地域に愛されるチームを目指し、新たな取り組みとして、地元特産品である「高松ぶどう」を使ったオリジナルスパークリングワインの製造に挑戦することが明らかになりました。
チームは、2024年10月開幕の世界最高峰リーグ「大同生命SV.LEAGUE」に向けて、地域との連携を強化しており、今回のワイン造りはその一環として始まりました。
地域の力と連携したワイン造り
ワイン造りには、かほく市の「石川かほく農業協同組合(JA石川かほく)」、「高松ぶどう生産組合」、そしてかほく市が協力。選手・スタッフ・関係者約40名が、高松ぶどう生産組合の大田組合長のぶどう畑で摘房作業に参加しました。摘房は、収穫前に生育が遅れている房を切り落とす作業で、残った房に栄養を集中させることで、甘み・うまみ・厚みのあるぶどうを育てることができます。
高松ぶどう初のスパークリングワイン
今回の摘房分と、各農家から集められた高松ぶどう(デラウェア)を使用し、PFUブルーキャッツ石川かほくオリジナルスパークリングワインを製造します。ワインの醸造は、「瀬戸内醸造所株式会社」が担当。同社は、令和6年能登半島地震復興に向けた石川県の地域活動を応援するため、本企画に参画しました。ワインは瓶内二次醗酵で、濁りがあるスパークリングワインに仕上げる予定です。
ワイン事業のコンセプト
このワイン事業は、単なる商品開発ではなく、以下の4つのコンセプトを掲げています。
1.
SDGs: 摘房される高松ぶどうのアップサイクル
2.
事業承継の解決: 1次産業を次の世代へ、ぶどう栽培の魅力発信
3.
シビックプライド: かほく市への愛着、地域社会への貢献意識向上
4.
コミュニケーションツール: ワインを通じたコミュニケーション促進
ワインの販売について
ワインの名前は、選手からの公募で決定予定です。完成は12月頃を予定しており、PFUブルーキャッツ石川かほくのホームゲームやオンラインショップで販売される予定です。
地域密着型の取り組みが注目
PFUブルーキャッツ石川かほくは、今回のワイン造りを通じて、地域との連携を強化し、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいくことを表明しています。チームは、バレーボールを通して地域を盛り上げ、地元の特産品を全国に発信することで、地域活性化に貢献することを目指しています。
今後の展開
今後、このワイン事業がどのように展開していくのか注目されます。地域活性化とSDGsへの貢献、そしてバレーボールチームのさらなる発展を期待したいです。