一宮市発『株式会社イル』が高校生へ特別授業を提供
愛知県一宮市のスタートアップ企業である『株式会社イル』は、地域へ貢献する重要な活動の一環として、高校生に向けた特別授業を実施しました。この授業は一宮商工会議所からの依頼により、一宮商業高校、木曽川高校、修文学院高校の3校で行われ、多くの生徒たちに新たな視点を提供しました。
特別授業の内容
授業は二部構成で実施され、最初は代表取締役の山本裕晃が「自分らしい未来を描くためのキャリアデザイン」をテーマに講義を行いました。山本氏は、自身の経歴や起業に至るまでの体験を基に、学生たちに自己理解を深める重要性を伝えました。受講生たちは対話やグループワークを通じて、自分の価値観や理想の未来像を明確にし、具体的な行動計画を立てることを目的としました。
「自己分析を通じてなりたい自分像を描く」ことが授業の中心テーマであり、物語思考を用いて過去の経験を振り返ることで、自身のストーリーを整理する重要性を学びました。山本氏は、「環境や行動、思考が自分を形作る」という理念にも触れ、学生たちに未来に向けた行動を促進しました。
その後、小島泰寛CFOによる「お金と社会」をテーマにした授業が行われました。一般的に高校生が触れるお金の概念から一歩進み、経済や資本主義の仕組みを理解することを促しました。アルバイトやお小遣いの範囲でしかお金と縁の少ない生徒たちに、ビジネスの視点からわかりやすく解説。特に「投資とは何か」や企業の利益構造について深掘りし、生徒たちはお金の運用方法とその影響を知ることで、将来のキャリア形成に役立てる知識を得ることができました。
これからの展望
株式会社イルは、高齢者向け見守りサービス『みまもり イル!』の開発という社会的意義のあるプロジェクトに取り組みながら、教育への貢献も忘れません。今回の授業を通じて、地域の高校生たちに大きな影響を与え、多くの可能性を引き出す刺激となったことでしょう。
また、イルでは今後の事業展開に向け、協業・協賛を希望する企業や仲間を募集中です。今後も地域貢献活動だけでなく、ビジネス拡大にも意欲的に取り組んでいく考えです。興味のある方はホームページをチェックしてみてください。
株式会社イル公式サイト