二人展「仮面の告白」開催のお知らせ
2025年5月9日(金)、東京・原宿のtHE GALLERY HARAJUKUにて、若手アーティストの林ホノカと◯hiromiによる二人展「仮面の告白」がスタートします。本展覧会は、米原康正がキュレーターを務め、彼女たちの独自の視点を通じて現代社会の課題を描き出します。
アーティストの個性とテーマ
林ホノカのアプローチ
林ホノカ(Honoka Hayashi)は、仮面を防御の象徴とし、自身の内面を守る存在として描いています。彼女の作品では、周囲の視点を意識しながらも自分自身の「カワイイ」の感覚を守る姿勢が表現されています。彼女は「痛み」「衝動」「かわいさ」というテーマをリボンで結び付け、静かな革命を試みます。彼女の言葉にある「カワイイ」と「たたかい」の狭間での生き方が、作品に込められています。
◯hiromiの視点
◯hiromi(maruhiromi)は、黒く丸い目を持つ人物を通じて、多様な感情を描いています。彼女の作品は「黒」と「丸」というキーワードを基に、見えないものを見えるようにする力を持つ色としての「黒」と、問いかけを象徴する「丸」を用いています。彼女は、暗い部屋での感覚や、他者との触れ合いを通じて本当の自分を知ることの重要性を訴えかけます。
SNS時代における仮面の考察
この展覧会の中心テーマは、「仮面」です。現代のSNS社会では、人間関係の中で無意識に「仮面」を使用し、内面を守る傾向があります。仮面は単なる盾ではなく、自己を調整し構築するためのツールとして機能します。このように、現代におけるアイデンティティの形成や対人距離の調整を象徴した文化的な表現として「仮面」を捉えます。
開催概要
- - 期間: 2025年5月9日(金)~5月18日(日)
- - 場所: tHE GALLERY HARAJUKU
- - 休廊日: 月曜日・火曜日
- - 時間: 11:00〜19:00
オープニングレセプション
展覧会のオープニングレセプションは5月9日(金)の18:00から20:00まで開催されます。この機会に、林ホノカと◯hiromiの作品を間近で体験しませんか?
ギャラリーの特徴
tHE GALLERY HARAJUKUは、アーティストにとって作品を発表する第一歩となる場所を提供しています。キュレーターの米原康正氏は、アーティスト選びにおいてフォロワー数や展示歴を重視せず、彼自身が心から「見たい」と思える作品を選びます。このギャラリーは、才能あるアーティストが集う、新しいスタートが始まる場所として知られています。
アクセス
場所は、東京都渋谷区神宮前3丁目20-21、明治神宮前駅から徒歩5分の距離にあります。アートに興味がある方、新しい視点で現代社会を考えたい方には、ぜひご覧頂きたい展覧会です。詳細は
公式ウェブサイトをチェックしてください。