ビニール傘の新たな挑戦「GHOSTrain(ゴーストレイン)」
名古屋鉄道が、新しいプロジェクト「GHOSTrain」を通じて、ビニール傘の消費と環境問題への意識を喚起しています。このプロジェクトは、名鉄と電通名鉄コミュニケーションズの協力により、本日からスタートし、電車内での中吊り広告を活用したユニークな企画として注目されています。
第一弾から続く意義
昨年実施された第一弾「MORE FLOWER」では、フラワーロス問題についての意識を高める取り組みが行われました。その中で使用された廃棄予定の生花を利用したドライフラワーが注目を集め、非常に好評を博しました。今回の第二弾では、さらに深刻なプラスチック廃棄の問題と、鉄道会社としての「忘れ物」への取り組みがテーマとなっています。
ビニール傘の消費実態
日本国内では、ビニール傘の消費量が驚異的なものであり、世界で最も多いと言われています。その特徴として、プラスチックや金属、接着剤など多様な素材が使われているためにリサイクル率は非常に低いのが現状です。これにより、廃棄に伴うCO2排出は深刻な問題となっており、環境への影響が懸念されています。
また、多くの鉄道会社において忘れ物の第1位が傘であることも問題視されています。名古屋鉄道でも毎日多くの傘が忘れ物として届けられていますが、安価なビニール傘は引き取りに来るお客さまが少なく、返還率はわずか1割程度に留まっています。このように、ビニール傘の無駄な消費は環境問題だけでなく、鉄道会社にとっても大きな管理負担となっているのです。
GHOSTrainの取り組み
「GHOSTrain」では、名古屋鉄道に届けられた忘れ物の中から使えなくなったビニール傘を取り出し、「オバケ中吊り」を制作します。この「オバケ中吊り」では、忘れられた傘たちが感情を持つ可愛らしいオバケとして表現され、乗客へ強いメッセージを投げかけます。さらに、名鉄名古屋駅南口の壁面には、キャラクター化されたオバケシールが登場し、乗客が自分の傘に貼りつけて愛着を持って大切に使うことを促す仕組みも用意されています。
実施概要
特別車両「GHOSTrain」の運行
- - 期間:6月21日(日)~7月12日(日)
- - 対象車両:3300系1編成
- - 内容:廃棄予定のビニール傘で作成した「オバケ中吊り」が車内を飾ります。
(運行上の都合により変更がある場合があります)
ピールオフ広告の実施
- - 期間:6月22日(月)~6月29日(月)
- - 場所:名鉄名古屋駅改札内(南改札近く)
- - 内容:可愛いオバケたちが印刷されたシールを駅構内に貼り付け、自由に持ち帰ることができます。
(シールは無くなり次第終了します)
特設サイトの公開
- - 公開日:6月21日(日)
- - URL:こちらから
(コンセプトムービーも6月26日(金)に公開予定)
担当者インタビュー
名鉄×WAO!特設サイトでは、このプロジェクトの背景や想いについて担当者のインタビュー記事も公開します。詳細は公開後、下記のURLより確認できます。
URL:
こちらから
(6月22日(月)公開予定)
今後の展開
この「GHOSTrain」に続き、名古屋鉄道は従来の中吊り広告の枠を超えた、新しいアイデアを持った広告制作を進めていく方針です。中吊り広告を利用することによって環境問題を考えるきっかけを提供し、世の中の意識向上につなげていきます。これからも「うえむく」ことを通じて、多くの人々に明るいメッセージを届ける活動を展開することを目指しています。