アルファス株式会社、FinOps認定トレーニングプロバイダーに認定
アルファス株式会社はこの度、FinOps Foundationより「FinOps Certified Training Provider」として認定されました。この認定は、企業がクラウドや関連技術への支出を効果的に管理し、エンジニア部門と非エンジニア部門の連携を促進するためのフレームワークであるFinOpsの推進を意味します。
FinOpsとは何か?
FinOps、つまりクラウドFinOpsは、あらゆる企業がパブリッククラウドサービスに関する費用を透明にし、責任を持って管理することを目的とした取り組みです。特に、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudなどの大手プラットフォームへの支出に対する関心が高まる中、欧米を中心にその重要性は増しています。このような背景を受け、FinOps Foundationは25,000社以上の会員と85,000人を超える実践者を擁する非営利団体として、FinOpsの普及に努めています。
アルファスの役割
アルファスは昨年5月にFinOps Foundationに加盟し、さらに昨年11月に設立されたFinOps Foundation Japan Chapterの創設メンバーとしても活動しています。その結果、当社は日本とアジア太平洋地域で初めて「FinOps認定トレーニングプロバイダー」に認定されました。これにより、FinOpsの公式トレーニング講座(FOCP講座)を提供できる企業として認められました。社内には認定トレーニングインストラクターが2名おり、質の高いトレーニングを提供できる体制が整っています。
組織文化の改革と人材育成
これまで当社は、クラウドインフラのコスト管理ツール「Ripple」を提供しており、これを通じてAWSの国内売上高の5%以上を管理する実績があります。今後は、単にツールの提供に留まらず、研修を通じて組織内にFinOpsの専門家を育成することに注力します。これにより、日本国内およびアジア太平洋地域全体で、様々な業界の企業がFinOpsの理解を深め、積極的に取り組める環境を整えます。
目指す未来
アルファスの認定は、パブリッククラウドの利用が進む中での重要なステップです。FinOpsに取り組むことで、企業はコストを透明に管理し、効果的な資源配分が可能になります。今後も、あらゆる業種においてFinOpsの実践を促進し、企業の持続的な成長を支援することを目指していきます。
参考リンク
詳細は、
当社Webサイトおよび
FinOps Foundationをご覧ください。