TP-Linkがフル10Gスイッチングハブをリリース
ネットワークの未来を先取りするTP-Linkが、待望のフル10G対応スイッチングハブ「SX3832MPP」と「SX3832」を発表しました。これらの機器は、企業や組織の多様なニーズに応える高性能ネットワーキングソリューションとして、最新技術を融合させた製品です。
製品の特徴と機能
SX3832MPP
「SX3832MPP」は、32ポートの10GBASE-Tポートを搭載し、高速で安定したデータ通信を実現します。この仕様は、企業のITインフラの骨幹を支えるために設計されており、特にIoTや監視ソリューションに最適なPoE++機能が強みです。これにより、IPカメラやWi-Fiアクセスポイント、IoTデバイスなどを効率的に接続し、最大90Wの電力供給が可能です。
加えて、L2+マネージド機能が充実しており、VLANやQoS、リンクアグリゲーションなど、ネットワークの設計と管理を円滑に行えます。また、TP-LinkのOmadaアプリを使用した集中型クラウド管理や、スタンドアロン管理が可能な管理オプションも搭載しています。
SX3832
もう一つのモデル「SX3832」は、32ポートの10GBASE-Tポートに加えて、10GE SFP+スロットを8つ備えており、特に大規模なデータセンターや施設に適した設計です。640Gbpsという高いスイッチング容量により、大容量データの転送にも対応可能です。
光ファイバーに対応したこのスイッチは、安定した高帯域幅のデータ通信を必要とする環境でも力を発揮し、さまざまなネットワーク要件に柔軟に対応します。
Wi-Fi 7との完璧な連携
このフル10Gスイッチは、Wi-Fi 7アクセスポイントとの組み合わせによって、さらなるパフォーマンスを引き出すことができます。10Gbps・2.5GbpsのPoE接続に対応しており、Wi-Fi 7の能力を最大限に引き出すサポートを提供します。
Omada SDNでの集中管理
TP-LinkのOmada SDN(Software Defined Networking)プラットフォームは、これらのスイッチを統合して100%集中型のクラウド管理を実現します。ネットワークデバイスの管理を一元化することで、セキュリティや効率性の面で優れた利点を持ちます。
このシステムは、ホスピタリティや教育、小売業界、そしてオフィス環境にも最適で、シームレスな無線・有線接続を提供します。
TP-Linkの信頼性
TP-Linkは、世界170か国以上で12億人以上のユーザーにサービスを提供するネットワーク製品のリーダーです。高品質な製品を追求し続け、厳格な品質管理によって多くの賞を受賞してきました。また、すべての製品は各国の技適マークを取得しており、安心して使用できることが保証されています。
新たに発表された「SX3832MPP」と「SX3832」は、これからのネットワーク構築において欠かせないソリューションとなることでしょう。これらの製品は、業界最高水準の通信性能を提供し、未来のネットワークを支える重要な役割を果たします。