清酒の歴史を背負った新たな一歩
埼玉県羽生市に本社を構える東亜酒造は、2025年2月27日にシングルモルトウイスキー「羽生GENESIS」の予約販売を開始しました。この商品は、2021年に再開した羽生蒸溜所から生まれるファーストリリースです。ウイスキーの販売は自社通販サイト「とうあの蔵」にて行われています。
羽生蒸溜所の歴史
東亜酒造は1946年に製造免許を取得し、1980年からはポットスチルを2基導入して本格的なウイスキー造りを行っていました。しかし、ウイスキー市場の低迷により2000年に自社蒸溜を一時停止。その後も清酒造りを続け、2016年に新たな展開として製造免許を更新し、輸入モルト原酒のブレンドから再開を果たしました。
その後、2021年に新生・羽生蒸溜所が稼働し、いよいよウイスキーを世に送り出す日がやって来ました。
シングルモルトウイスキー「羽生GENESIS」
「羽生GENESIS」は、ノンピートとピーテッドのモルトをブレンドし、ファーストフィルのバーボン樽で丁寧に熟成された一品です。このウイスキーは、羽生蒸溜所が再開した記念として2021本制作され、日本国内に1010本、海外に1011本が販売されます。この数字は、蒸溜所の歴史と未来を象徴するものでもあります。
基本情報
- - 商品名: 羽生GENESIS
- - 容量: 700ml
- - 原材料: モルト(国内製造)
- - アルコール度数: 51%
- - 希望小売価格: 20,000円(税抜)
予約はお一人様2本までで、転売目的の購入は控えるようにという限定販売です。希望のシリアルナンバーは選べないため、運をお楽しみにしていただきたいとのこと。商品の発送は2025年3月下旬以降を予定しています。残念ながら、海外への発送は行われないので、国内のファンの方々に特に注目してほしい商品です。
東亜酒造の更なる展望
株式会社東亜酒造は、1625年に埼玉県秩父市で酒造りを始め、その後羽生市に本社を移しました。酒造りのインフラが整った現在、特に清酒において高い評価を受けている状況です。ウイスキー市場への復活も余念がなく、ウイスキー事業の強化と新たなブランド力の構築に尽力しています。
SNSでの情報発信
さらに、東亜酒造はInstagram、Facebook、Xなど多様なSNSプラットフォームを活用し、ウイスキーに関する情報を随時提供しています。是非、フォローし最新情報を取得しましょう。
業界の歴史を背負った新たなウイスキーに期待が高まる中、羽生市の東亜酒造の挑戦にぜひ注目してください。新しい歴史の1ページがついに始まります。