パソナキャリアカンパニーイベント報告
株式会社パソナは、管理職として働く女性に焦点を当てたイベント『女性が「管理職」として働くってどう?』を11月11日に開催しました。このイベントは、現役の管理職や将来的に管理職を目指す女性たちが集まり、キャリア形成について意見を交換する貴重な機会でした。昨年8月には女性活躍推進法が成立し、企業にとって女性管理職の育成がますます重要なテーマとなっています。
イベントのゲストとして、アマゾンジャパン株式会社のシニアHRビジネスパートナーである奥田裕子氏を迎え、パソナキャリアカンパニーITグループマネージャーの遠山有子と共に講演とディスカッションを行いました。
奥田氏は、管理職としての心得について熱心に語りました。特に印象的だったのは、時間管理法についての話で、「常に2週間後のスケジュールを考え、今週や明日に何をするべきかを計画することが重要」と強調しました。彼女のアドバイスは、日々の業務を効率よく進めるための役立つ考え方です。
イベントは大きく分けて三つのパートに分かれており、第一部では奥田氏による講演とディスカッションが行われました。その後、参加者同士でワークショップを通じて、管理職になるための具体的なアクションプランを考える時間が設けられました。参加者からは「自分にどのステップが必要かが明確になった」といった前向きな反応が多く聞かれ、充実した内容だったことが伺えました。
後半のワークショップでは、キャリアアドバイザーが参加者とグループを組み、自分なりのリーダー像や強みを考える作業を行いました。「明日から何を始めるべきかが見えた」「チャンスがあれば積極的に挑戦したい」という声もあり、参加者が自身のキャリアについて深く考えるきっかけとなる貴重な時間でした。
奥田氏のメッセージ
「管理職は男性が多い」というイメージが根強い中で、リーダーシップに関する考え方は多様性に富んでいるため、女性も積極的にチャレンジすべきだと奥田氏は力説します。「自分に自信がなくとも、まずは行動を起こすことが大切」と、失敗を恐れず踏み出すことの重要性を伝えました。
イベント概要
日時: 2015年11月11日(水) 19:30~21:30
場所: パソナグループ本部(東京都千代田区)
参加人数: 42名
参加者の年代: 平均34.5歳
今後もパソナキャリアカンパニーでは、女性がリーダーシップを発揮するためのサポートを続けていくとのことです。このような取り組みが、女性たちのキャリアの選択肢を広げる大きな力となることを期待しています。
参考リンク
アマゾンジャパン株式会社 奥田氏コメント
パソナキャリアカンパニーについて