株式会社NEXYZ.Groupが発表した第2四半期決算
2025年9月期の第2四半期の連結決算が、株式会社NEXYZ.Group(本社:東京都渋谷区)から発表されました。代表取締役社長兼グループ代表の近藤太香巳氏が率いるこの企業は、経常利益が前年同期比133.5%の増益を記録しました。
この決算は、2024年10月1日から2025年3月31日までの6か月間の成果を反映しており、売上高は12,612百万円、営業利益681百万円、経常利益667百万円、そして親会社株主に帰属する四半期純利益は93百万円に達しました。特に、営業利益と経常利益は前年同期比で2倍を超える伸びを示しており、企業の健全な成長が見て取れます。
エンベデッド・ファイナンス事業の成長
NEXYZ.Groupの成長を牽引しているのは、エンベデッド・ファイナンス事業です。このセグメントは、金融機関との提携が120社を超え、その結果、売上の50%を紹介案件が占めるようになっています。この紹介先には地元の著名企業や大型施設が多く、1件あたりの販売単価が高いのも特長です。
その影響もあり、同事業のセグメント利益は前年同期比で127.1%増の590百万円に達しました。特に「ネクシーズZERO」に関する商品別販売実績では、LEDや空調、厨房機器などの主力商品が前年を上回り、特に工業用設備の販売に至っては2.6倍にまで増加しています。これらの成果は、同社が市場のニーズに迅速に対応し続けていることの証といえるでしょう。
メディア・プロモーション事業の好調
また、同社のメディア・プロモーション事業においても、主力サービスであるアクセルジャパンが好調を維持しています。上半期および四半期の売上高とセグメント利益は過去にない高水準を記録し、メディアプロモーション部門の成長を一層促進しています。
今後の展望
下半期に入ると、全国放映中の「ネクシーズZERO」のテレビCMや街道広告を通じてさらにブランド認知度を高める施策を展開する予定です。また、工業用設備を中心とした高額商材の販売が本格化する見込みです。
これにより、エンベデッド・ファイナンス事業とメディア・プロモーション事業を基盤に、NEXYZ.Groupはさらなる成長を目指し、連結業績としては4期連続の増収増益を達成することを目指しています。
詳細な情報は、NEXYZ.Groupの
投資家情報ページを通じて確認できます。