株式会社ランサ・ジャパンが発表した『LANSA AI』β版
株式会社ランサ・ジャパン(本社:アメリカ・テキサス州オースティン、日本法人:東京都千代田区)が新たに開発したAIアシスタント『LANSA AI』のβ版が、先日正式に提供を開始しました。このサービスは、LANSA利用者にとっての情報検索を革新するために設計されています。
LANSAのユーザーを支えるAIアシスタント
『LANSA AI』は、同社の親会社であるアイデラ(Idera Inc.)によるグループ全体でのAI活用戦略の一環として開発され、製品ドキュメントや技術的な質問に応じたトレーニングを受けたチャットボットです。このチャットボットは、ユーザーが必要な情報に24時間いつでもアクセスできる環境を提供し、無料で利用することができます。
利用調査から得られた特徴
新たなAIアシスタントの魅力は、その利用スタイルの変化です。例えば、ユーザーは製品の使い方や仕様について自然な表現で質問をし、即座に応答を受け取ることが可能です。また、チュートリアルや導入ガイド、設定方法、エラー処理の情報も瞬時に取得できるため、これまで時間がかかっていた問題解決が短縮されます。
さらに、ユーザーは過去のサポートケースやFAQを横断的に検索することができるため、自己解決率が劇的に向上します。これにより、「必要な情報がすぐに見つからない」や「情報の活用方法がわかりづらい」といった課題を解消することができます。
アイデラグループのAI活用戦略
アイデラグループ内では、製品の特性に応じたAIの利用を推進しており、主に3つのカテゴリに分けられます。第一に、製品のナレッジを活用したAIによるサポートが強化されており、ユーザーは必要な情報に迅速にアクセスできるチャットボット機能を活用しています。これが『LANSA AI』に該当します。
第二には、BI製品において自然言語でのクエリ対応の機能強化が進められています。YellowfinなどのBIツールは、従来の制限された自然言語のクエリ機能を超えて、AIによるより自然で日常的な言語での操作を可能にしています。そして、第三に、開発支援領域でのAI統合が進められています。Embarcadero RAD Studioでは、AIを用いてコード補完やコメント生成、構文理解支援などを行い、開発者の生産性向上に寄与しています。
LANSAが目指す未来
LANSAは、特にアプリケーション開発におけるAIの活用を拡大しており、AIを駆使したコード生成なども視野に入れています。現在、LANSAはビジュアルなユーザーインターフェースとコードの2Wayによる環境を提供しており、今後、AIと開発者の共同作業による新たな開発スタイルを確立するための研究が進められています。
さらに、Visual LANSAは基幹システム構築のために必要な拡張性や柔軟性を兼ね備え、デスクトップからモバイルまで幅広いデバイスに対応するローコード開発プラットフォームとして高く評価されています。日本国内での導入企業も増えており、約2,000社がLANSAを利用しているとのことです。
最後に
株式会社ランサ・ジャパンは、今後も技術革新を進めながら、ユーザーにとって利便性の高いサービスを提供していく方針です。興味のある方は、公式サイトで詳細を確認してみてください。ここから、ビジネスに新たな風を吹き込む『LANSA AI』の公式サイトも参照できます。
LANSA AI サービスサイト
一般のお問い合わせに関しては、株式会社ランサ・ジャパンまでご連絡ください。
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-14-8 KANDA SQUARE GATE 5F
TEL: 03-4563-0202
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