Tanium社の新発表
2017-09-05 15:30:15
タニウム社の新プラットフォーム『Tanium Threat Response』が業務効率を改善
タニウム社が新たに発表した『Tanium Threat Response』
2023年、エンドポイント管理の新しい時代を迎えました。タニウム合同会社は、数百万台のエンドポイントを一元管理するための新しいプラットフォーム『Tanium Threat Response』を発表しました。このサービスは、セキュリティ運用センター(SOC)やインシデント対応(IR)チーム、IT運用チームの効率を高め、企業におけるサイバーセキュリティに対する取り組みを強化します。
主要機能とその利点
IOCファイルの追跡機能
『Tanium Threat Response』のFirstモジュールは、マルウェアの痕跡であるIOC(Indicator of Compromise)ファイルを元に、エンドポイントに同じ痕跡がないかを迅速に検出します。この機能により、過去の侵害の痕跡を見つけ出し、未然の対策を講じることが可能となります。
重要情報の収集
次に、稼働中のプロセスやファイルのハッシュ値など、インシデント対応に不可欠な情報を取得する機能があります。これにより、セキュリティチームはより迅速に問題を特定し、対応策を講じることができるようになります。
記録と調査の効率化
三つ目のモジュールは、エンドポイントのプロセス、ファイル、レジストリ、ネットワーク接続などの詳細な記録と調査を行います。これにより、運用チームは過去のデータを参照しつつ、効果的に問題を分析・修正できるようになります。
業務負担の軽減
これらの機能は、業務を行う上での負担を軽減させるために設計されており、リアルタイムでのアラート機能を利用して、カスタマイズ可能なインテリジェンスを提供し、幅広い攻撃の検出を可能にします。これにより、インシデント対応担当者は特定のシステムを深く分析し、企業全体での問題追跡を行うことが可能です。
運用チームにとっても、エンドポイントでのインシデントを数秒内に修復することができるようになります。特に、細分化されたロールベースのアクセスコントロール(RBAC)を活用することで、責任を明確にしつつ各チームにシームレスな作業環境を提供します。
未来への展望
タニウム社は今後、Tanium Threat Responseの製品バージョンの更新を予定しており、さらに高度なセキュリティ技術を提供することを目指しています。これにより、企業が抱えるサイバーセキュリティの課題を解決し、安全で安心な環境を提供することが期待されます。
タニウム社について
タニウム社は2007年に設立され、2012年にアメリカでタニウムプラットフォームの販売を開始。日本市場にも2015年に参入し、すでに多くの金融機関や企業にその技術を導入されています。
企業規模に関わらず、瞬時にエンドポイント対策を行うことができるその技術は、信頼性を持って広範囲に使用され、多くの著名な企業でその効果を発揮しています。タニウム社は、今後も革新を続け、情報セキュリティの分野でのリーダーシップを強化していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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タニウム合同会社
- 住所
- 東京都品川区上大崎3-5-11目黒ヴィラガーデン5階
- 電話番号
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