塾への満足度調査
2019-11-18 11:01:43
保護者が語る塾への満足度 課題と現状を探る調査結果
保護者が語る塾への満足度 課題と現状を探る調査結果
最近行われた調査では、塾に通う小学生や中学生の子どもを持つ保護者400人に対し、彼らが抱く塾への満足度やニーズについて伺いました。この調査は、特に受験シーズンが近づく中で、多くの保護者が塾選びをする際の参考となる重要な内容です。
塾選びの重要ポイント
調査結果の中で、塾選びの際に重視される点の上位3つは以下の通りです。
1. 通いやすさ(59.0%)
2. カリキュラムの適合性(58.3%)
3. 先生と子どもとの相性(48.0%)
これらの項目は、子どもが継続して通うための重要な要素ですが、実際に入塾してからの満足度にはギャップが見られることが判明しました。実に53%の保護者が、「入塾後に期待と現実のギャップを感じた」と答えています。特に、「価格」「カリキュラム」「先生との相性」での不一致が目立ちました。
退塾経験者の不満
退塾を経験した保護者の41.5%は、塾からの「指導内容」や「報告頻度」に不満を抱いていました。特に、子どもの学力や成績向上に関する情報提供が不足していると感じている様子が伺えます。このような不満が退塾につながることも少なくありません。
保護者面談の現状
さらに興味深いのは、保護者面談の頻度に関するデータです。月1回以上の保護者面談を経験している保護者はわずか13.5%でした。この数字は、塾と保護者とのコミュニケーションが十分でない現状を物語っています。退塾の原因となる要因の一つではありますが、多くの塾が面談をおろそかにしている状況が浮かび上がっています。
アナログな連絡手段
さらに調査では、塾から保護者への連絡手段が依然としてアナログ中心であることも明らかになりました。56.5%の保護者は、子どもが持ち帰るプリントや手紙で連絡を受け取っており、メールやLINEを利用しているケースは少数派となっています。これにより、情報の伝達が遅れたり、誤解が生じることもあるでしょう。
結論
この調査から得られた主な結論として、保護者は入塾前後でのギャップを感じており、特に指導内容の報告や面談頻度が低いことが不満の要因となっている点が挙げられます。塾側がもっと保護者とのコミュニケーションを強化し、ニーズに応えられるよう改善することが求められます。
このデータは、今後の塾選びや教育環境の見直しに役立つことでしょう。今後の教育界における進展に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社POPER
- 住所
- 東京都中央区日本橋茅場町1-13-21 日本橋茅場町阪神ビル4F
- 電話番号
-
03-6265-0951