二枚目の名刺、パーソルと業務連携を開始
特定非営利活動法人二枚目の名刺(東京都渋谷区)は、パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社(東京都千代田区)との業務連携を発表しました。この連携により、二枚目の名刺が運営する越境学習プログラム「サポートプロジェクト」において、参加者のキャリア自律支援及び越境学習の効果検証を共同で進めることとなります。
プログラムの概要
本連携の第一弾として、パーソルから提供されるキャリア自律支援ツール「プロテア」を導入します。このツールは参加者が越境体験を通じて自己の変化を可視化し、内省と成長を言葉にする手助けをするものです。また、近年の越境学習の拡大を受けて、特に「内省」を重視した設計が求められています。この取り組みにより、参加者は外部の経験をより効果的に取り入れ、自身の成長を促進することが期待されています。
越境学習の重要性とは
越境学習は、ビジネス界でのベンチャー企業への出向や地域プロジェクトへの参加など、多様な形で展開されています。これは企業における人材育成にとって新たな選択肢となりつつあります。近年では経済産業省も、このプログラムを支援しており、2025年には「越境学習を支える伴走者向けの実践ガイドライン」を公表する予定です。このような行政の後押しもあり、越境学習の質と普及が強化されています。
サポートプロジェクトの取り組み
二枚目の名刺の「サポートプロジェクト」は、社会人や学生がスキルや経験に関わらず、活動への興味に基づいてチームを編成し、NPOと共に社会課題の解決に挑む3ヶ月間のプロジェクトです。これまでに120件、約6,900名が参加しており、参加者は疑問に挑戦し、価値観を見直す重要な機会を得ています。ここでの越境体験は、参加者の成長を促すだけでなく、内面的な変化ももたらすものです。
「プロテア」の導入
今回の連携で、「プロテア」という診断ツールがサポートプロジェクトに導入されます。参加者はこのツールを使用してプロジェクト開始時と終了時に自己診断を行い、その結果を通じて自らの成長ペースを数値的に捉えることで、内面の変化を具体化できるようになります。さらに、プロジェクトデザイナーとの1対1のセッションを持ちながら、成長の説明や振り返りを行うことができ、より深い内省が可能となります。
教授のコメント
法政大学の田中研之輔教授も、越境学習において重要なのは単なる経験の取得ではなく、その経験をどう内省し、次の行動に繋げていくかであると強調しています。彼はプログラムに「プロテア」が加わることで、参加者がより多くのものを学べると期待しています。
企業の期待
パーソルワークスイッチコンサルティングの担当者は、この取り組みを通じて越境体験のデータを活用し、キャリア自律支援を進めていきたいと述べています。この業務連携が成功することで、未来の人材育成や個人のキャリア形成に新たな可能性が拓けることが期待されています。
結び
二枚目の名刺の代表、廣優樹氏はこのプロジェクトについて、自分たちの考えに賛同する者たちによる隔たりを超えた活動の重要性を語ります。そして、この業務連携が参加者にとってより良い成長の機会となることを期待しています。
これからの越境学習とキャリア自律支援の新たな展開にぜひ注目してみてください。