イノベーション支援フォーラム
2022-02-10 10:10:02
早稲田大学ビジネススクールが地域のイノベーションを支援するフォーラムを開催
2021年11月29日から30日の2日間、早稲田大学ビジネススクール(WBS)が南オーストラリア大学と共に、イノベーションハブエコシステムに関するフォーラム「The Australia-Japan Forum on The Innovation-Hub Ecosystem」を開催しました。このフォーラムは、地域イノベーションを推進するための重要な取り組みです。
フォーラムの背景
近年、オーストラリアと日本をはじめ、多くの国々が科学的知見をもとにしたイノベーションを促進し、商業化を図るために、官民連携によるエコシステムの構築を進めています。このような中、WBSは南オーストラリア大学との協力により、各国のベストプラクティスを相互に学ぶ場を提供しました。
フォーラムでは、政策決定者や研究者、産業界の専門家が集まり、地域におけるサイエンスパークの役割や、それを通じて得られる技術の活性化に関する議論が行われました。特に、サイエンスパークは、地域の産業を支える重要なインフラとしての役割を果たしており、ここでの情報交換が今後の発展に寄与すると期待されています。
アーカイブ動画の配信
フォーラムの様子はアーカイブ動画としても配信が開始され、地域イノベーションに関わる方々がいつでも学べる機会が提供されています。アーカイブ動画は日本語と英語の両方で用意され、参加できなかった方々にもフォーラムの内容を知ることができる貴重なリソースとなっています。
公式サイトでは、アーカイブ動画の閲覧ができるほか、多様なセッションが公開されています。これにより、地域の専門家や企業が他の事例を参照し、それぞれの地域に適したイノベーションの実施に役立てることが可能になります。
参加者からの反響
フォーラムには、鶴岡サイエンスパークや川崎キングスカイフロントに関連する実務者も参加し、実践的な議論が行われました。早稲田大学ビジネススクールの准教授である牧兼充氏は、本フォーラムを通じて多くの知見が得られ、今後の地域経済活性化に向けたヒントが得られたと話しています。
「科学技術の商業化は、地域経済の成長において今まで以上に重要です。イノベーションハブやサイエンスパークの運営に関する知見が蓄積されることが求められています。このフォーラムがその一助になればと考えています」とコメントしています。
早稲田大学ビジネススクールの取り組み
WBSは、多くの修了生が国内外で活躍する実力派のビジネススクールとして知られています。国際的な認証を取得し、理論と実践が融合した教育を行い、日々多様な背景を持つ学生が集い、積極的な議論を展開しています。これにより、ビジネス界の未来を担うリーダーを育成することを目指しています。
おわりに
オーストラリアと日本を結ぶこのイノベーションハブエコシステムフォーラムは、国際的な連携を強化し、地域イノベーションの新たな可能性を探る重要な機会となっています。今後もWBSは、より多くの企業や団体との共同研究を進め、地域経済への寄与を実現していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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学校法人早稲田大学
- 住所
- 東京都新宿区西早稲田1-6-111号館 1136号
- 電話番号
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