テレジン画家展
2025-10-18 15:00:19

人道の港 敦賀ムゼウムで夏の企画展「テレジン収容所の幼い画家たち展」を開催!

人道の港 敦賀ムゼウム企画展「テレジン収容所の幼い画家たち展」



人道の港 敦賀ムゼウムでは、2025年11月1日から2026年3月1日まで、「テレジン収容所の幼い画家たち展」を開催します。この企画展では、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが設立したテレジン収容所に送られた子どもたちが描いた作品を通じて、彼らの苦悩と希望の灯を感じることができる内容となっています。

企画展の背景



テレジン収容所は、チェコに存在した強制収容所で、多くのユダヤ人が過酷な環境にさらされました。しかし、その中でも子どもたちは絵を描くことで自らの気持ちを表現し、命の大切さを感じながら生き延びていました。約4000枚の絵や詩の中から選ばれた作品が展示されることで、彼らの生きる力と、アウシュビッツでの経験を持つヘンリック・コムスキー氏の絵画も合わせて紹介されます。

この展覧会は、戦争の惨状を忘れずに記憶し、平和の重要性を再認識するための貴重な機会です。

展覧会の詳細



  • - 開催期間: 2025年11月1日(土)~2026年3月1日(日)
  • - 開催場所: 人道の港 敦賀ムゼウム2階企画展示室(福井県敦賀市金ケ崎町23-1)
  • - 開館時間: 9:00~17:00(最終入館 16:30)
  • - 休館日: 水曜日(祝日の場合その翌日)、年末年始
  • - 入場料: 大人500円、小学生以下300円(20名以上の団体は2割引)、障がい者・介護者1名及び4歳未満は無料

講演会「絵を描くことは生きる力」



展覧会関連イベントとして、ノンフィクション作家の野村路子氏による講演会も開催されます。「1万5000人のアンネ・フランク」と題し、絵を描くことが命の大切さを教えてくれることをテーマに、彼女自身の経験を交えたお話が展開されます。
  • - 日時: 11月3日(月・祝) 14:00~15:30(13:30開場)
  • - 参加人数: 先着50名(申込不要)

敦賀ムゼウムの重要性



人道の港 敦賀ムゼウムは、明治から昭和初期にかけ、ヨーロッパとの交通の拠点としての役割を果たしました。特に1920年代にはポーランド孤児が、1940年代にはユダヤ難民が命のビザを持って上陸した日本で唯一の港です。この歴史的な背景を踏まえた展示は、訪れる人々に「命の大切さ」と「平和の尊さ」を深く考える機会を提供します。

この企画展に足を運び、歴史の教訓を学ぶことで、現代の私たちが抱える問題についても考えるきっかけにしてほしいと思います。詳しい情報は、人道の港 敦賀ムゼウムの公式ホームページをぜひご確認ください。
公式サイト


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会社情報

会社名
人道の港 敦賀ムゼウム
住所
福井県敦賀市金ケ崎町23-1人道の港 敦賀ムゼウム
電話番号
0770-37-1035

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