全日本スキー連盟の挑戦
2020-08-17 19:27:10
全日本スキー連盟、再始動へ向けた新たな挑戦と展望
全日本スキー連盟、再始動への取り組み
全日本スキー連盟は新型コロナウイルスの影響を受け、活動の一時自粛を余儀なくされましたが、徐々に強化活動を再開する方針を決定しました。今年初めからの様々な対応を経て、選手たちは自主トレーニングを行いながら、重要な環境整備も進めています。
遠征と合宿の再開
新型コロナウイルスの影響で一度は中止に追い込まれた各種事業ですが、6月からは選手たちの自主トレーニングを再開。さらに7月には理事会が開かれ、強化事業の再開に向けた方針が決まったため、8月には国内強化活動が実施され、9月からは国外への強化活動も計画されています。選手たちのパフォーマンス向上のため、環境を整備しながらその準備を進めています。
医療との提携による強化
今後の競技生活を支えるため、全日本スキー連盟は医療コンサルティング事業を行う「株式会社キャピタルメディカ」と提携し、競技ごとのガイドラインを策定中です。この提携により、選手たちの健康を守り、万が一感染者が発生した際の対処フローも整備。国内の公認大会に向けても指針を広く公開する予定です。
スポンサーとの関係強化
日本のスキー界を支える株式会社SUBARUや全日本空輸株式会社など、たくさんのスポンサーから支援を頂いており、これらの企業の協力のもとで強化活動を進めていく見込みです。新たに八海醸造がスポンサーに加わり、さまざまな活動を支える体制が整いつつあります。また、「UNDER ARMOUR」もフィールドウェアのオフィシャルサプライヤーとして参入し、選手たちの活動をより充実させることが期待されています。
自主財源確保への挑戦
全日本スキー連盟は、助成金や補助金に頼らない自主財源の確保を目指し、各競技の全日本選手権を興行化する取り組みを進めています。2021年12月には神宮外苑でビッグエアの全日本選手権を計画しており、これにより競技のプロモーションを強化するとともに、スキーを支える新たな収益源とすることを目指します。
選手たちの意気込み
選手たちも新たなシーズンに向け、思いを語っています。渡部暁斗選手は、トレーニングの内容には大きな変更はないが、気持ちの面で原点に戻れたことを嬉しく思っていると話しました。鬼塚雅選手も、神宮外苑での大会開催について期待を寄せ、ウィルス対策も万全に整えてもらっていることで、競技に集中できる環境を整えているとしています。
season='2021-2022'
全日本スキー連盟の取り組みは、今後ますます注目を集め、選手たちの活躍に期待が高まります。新型コロナウイルスの影響を乗り越え、再びスキー競技が盛り上がる瞬間が訪れることを望んでいます。
会社情報
- 会社名
-
公益財団法人全日本スキー連盟
- 住所
- 東京都新宿区霞ケ丘町4-2Japan Sport Olympic Square 6階
- 電話番号
-
03-5843-1525