カンボジア学校建設
2018-05-30 11:01:10
ワン・ダイニングがカンボジアで学校建設に取り組むCSR活動の新たなステップ
ワン・ダイニングの目に見えるCSR活動
ワン・ダイニングは、企業としての社会的責任(CSR)を果たすため、カンボジアでの学校建設プロジェクトに取り組んでいます。これは1995年の阪神・淡路大震災以降、数々の災害支援を行ってきた結果、社員やアルバイトがその活動の意義を感じられる「目に見えるCSR活動」を模索していた背景があります。
カンボジアでの支援活動の始まり
過去数年に亘る震災支援を通じて、ワン・ダイニングは社会貢献の在り方を再考し、特に教育分野でのニーズが高いカンボジアでの支援に目を向けました。内戦の影響を受け、教育の機会が厳しい状況にあるカンボジアでは、学校の建設や教育者の育成が急務となっています。
このプロジェクトは、金銭的支援だけでなく、形に残る活動として意義深いものです。2023年、プロジェクトの10周年を迎えるにあたり、カンボジアのシェムリアップ州スレイ・スナム郡に「ポングロ小学校」が新たにオープンしました。この学校では6~11歳の子どもたちが学ぶための12クラス(合計340人)の受け入れが予定されています。
現地視察と落成式
学校の完成を祝う落成式には、代表取締役社長の髙橋淳をはじめ、アルバイト社員の男女10名が現地を訪れました。式典では僧侶による祈祷が行われ、その後、来賓によるテープカットで正式に開校を祝いました。髙橋社長は、校舎の完成に対する喜びと感謝を述べ、今後もこのような活動を続けていく意向を強調しました。
文化交流イベント
落成式に続き、子どもたちとの文化交流として「手形アート」を実施しました。これは、平和や希望をテーマにしたアート制作で、子どもたちが自分の手形を使い、色とりどりの絵を描く楽しいイベントです。参加したアルバイトたちは、現地の子どもたちが作成したアートに感動し、両者の心が通じ合った瞬間を分かち合いました。
さらに、10校目の記念として、現地の子どもたちが将来の夢を綴った手紙をタイムカプセルに入れました。この活動を通じて、国境を越えた心の交流が生まれました。
アルバイト社員の感想
今回の訪問を経て、アルバイト社員からは「自分たちが店舗で得た売上がこのように形になるのを見られて感動した」といった声が寄せられました。また、彼らは新たな働くモチベーションを見出し、「仕事へのやる気がさらに湧いた」と感じたようです。この経験は、参加者一人一人の成長にも寄与しました。
今後の展望
ワン・ダイニングは、引き続き「目に見えるCSR活動」に取り組むことで、より豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。このカンボジアでの学校建設プロジェクトは、単なる支援に留まらず、参加者や現地の人々との深い関係性を築くための原動力になっています。
今回のプロジェクトを通じ、ワン・ダイニングは多くの人々にとって「幸せを届ける存在」であり続けるための取り組みを継続していきます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ワン・ダイニング
- 住所
- 大阪府大阪市西区新町1-27-9
- 電話番号
-