台湾パイナップルの魅力を引き出すプレミアムテイスティング会が開催

台湾パイナップルの魅力を堪能するプレミアムテイスティング会

2025年3月26日、水曜日に東京都中野区にあるファミリークッキングスクール・ラボにて「台湾パイナップルプレミアムテイスティング会」が実施されました。このイベントは、台湾農業部が日本市場での台湾パイナップルの本格販売開始に合わせ、台湾産パイナップルの認知度を高め、消費拡大を目的として行われたものです。料理研究家の浜内千波氏が本イベントの講師として登壇し、台湾パイナップルを使用した多彩なオリジナルレシピを紹介しました。

イベントの概要

このテイスティング会では、台湾パイナップルの特徴や美味しさを最大限に引き出すレシピが提案されました。参加者は、浜内氏が作成したお料理を試食するだけでなく、台湾の食材や文化についても学ぶ貴重な機会となりました。参加者たちは、料理を楽しみながら、台湾パイナップルの魅力に触れていました。

浜内千波氏のオリジナルレシピ

浜内氏が考案したメニューは、台湾パイナップルを使用した「ちらし寿司」「白和え」「浅漬け」「塩和え」の4品。各メニューは、台湾パイナップルの自然な甘さを生かした健康的なレシピで構成されています。特に、全ての料理には生のパイナップルが使用されており、消化を助ける酵素、ビタミンC、食物繊維が豊富で、美容や健康にも効果的です。

提供された料理の詳細

ちらし寿司

- 主な材料: ご飯、パイナップルすりおろし、鶏ひき肉、海老、きゅうり、大葉
- 調理法: 酢飯を作り、鶏そぼろと具材をトッピング。

白和え

- 主な材料: 絹ごし豆腐、パイナップル、菜の花
- 調理法: 材料を和え衣で混ぜるだけのシンプルな調理法。

浅漬け

- 主な材料: パイナップル、大根、きゅうり、人参
- 調理法: 密閉袋で塩を加え、短時間で漬け込む方法。

塩和え

- 主な材料: 鶏むね肉、パイナップル、オクラ
- 調理法: 鶏肉をパイナップルと調味料でマリネし、炒める。

台湾パイナップルの特長

台湾パイナップルはその押し出しの強い甘みと酸味があり、柔らかい肉質が特長です。また、「台農17号」と呼ばれる品種は特に人気で、美しい黄金色の果肉が際立っています。甘さがとても強く、芯まで柔らかいことで、まさにフルーツとしての完成度が高いものです。

日本市場での展開

近年、台湾パイナップルは日本の食卓でも見かけるようになり、市場でもそのシェアを徐々に拡大しています。2021年から輸入が増加し、今では多くの市場で新鮮な台湾パイナップルを手に入れることが可能です。日本の台湾パイナップルの需要は着実に増加しており、今日では日台友好の象徴とも言える存在となっているのです。