株式会社コト、北海道伊達市と業務改善協定を締結
株式会社コト(本社:京都府京都市、代表:窪田 和弘)は、2024年11月25日に北海道伊達市(市長:堀井 敬太)との間で「多様化する業務に対する業務改善の支援・推進に関する包括連携協定」を結びました。この協定は、伊達市の業務効率を向上させ、地域サービスの質を高めることを目的としています。コトは「世の中を楽しくする」を経営理念に掲げており、その実現に向けて電子スタンプ技術や音声ペン、アプリ開発の知識を駆使します。これにより、伊達市の業務の一部をデジタル化し、「楽しい仕事」を実現するための努力をしていきます。
業務提携の経緯
この業務提携の背景には、株式会社コトと北海道伊達市の間で既に築かれていた関係性があります。両者は旅先納税関連の電子スタンプ事業で連携をしてきました。この過程で、デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する意見交換が行われ、伊達市のSIP事業に関連した視察なども実施されました。コトはその中で、伊達市へのシステム展開の可能性を見いだしました。
また、コト側も自治体との協働に前向きであり、地域の業務改善に寄与する機会を得たいと考えていました。そのため、業務改善に向けた協定を結ぶことが意義あるステップであると判断しました。
今後の取り組み
協定の締結後、具体的な業務改善のステップに進むことになります。これにはいくつかの段階が含まれます。
1.
説明会の実施: 伊達市の職員に対して説明会を行い、業務改善が期待できる業務や、直面している課題についての情報を収集します。
2.
研修の実施: グループワーク形式で業務改善に向けた研修を行います。参加者が提起した課題が本当に改善可能かどうかを精査します。
3.
システムの検討と実装: 精査によって明らかになったニーズを基に、どのようなシステムやアイテムが必要であるかを検討し、コトがその実装を進めます。
会社の概要
株式会社コトは1996年に設立され、代表取締役の窪田 和弘が指導しています。会社の所在地は京都市中京区で、1996年に任天堂を退職した故横井軍平によって創業されました。彼は、エンターテイメント技術を活用し、厳しい状況を「楽しいコト」に変える夢を抱いていました。その理念は今でも脈々と受け継がれ、楽しい社会の実現を目指して尽力しています。
今後もコトと北海道伊達市の連携がどのような成果を生むのか、注目が集まるところです。