新たなイロトアとのコラボ！干し野菜研究家の斬新な取り組み

色と音が織りなす干し野菜の世界

色と音、そして命を融合させた新たなカ文化ブランド「irotoa（イロトア）」が、干し野菜研究家の澤井香予さんと手を組むこととなりました。澤井さんが「irotoanista（イロトアニスタ）」として新たに加わり、風と熱によって育まれた野菜の恵みを、手しごとの温もりとともに届ける新シーズン「乾奏野彩（Kansou Yasai）」が始まります。

この新シリーズが描くのは、日本の食卓におけるユニークで美しい循環の物語。乾かされた野菜は色彩の変化とともにその旨味を増し、まさに自然の音楽を奏でるかのようです。

「乾奏野彩」とは何か？

まず「乾奏野彩」という名称には、形を変えながらも維持される自然の美しさと、それまで見過ごされていた規格外や余剰野菜に新たな命を吹き込む意義が込められています。「乾」は野菜をゆっくりと乾燥させる時間を指し、「奏」は農家や福祉施設、消費者が協力して生み出す調和を象徴し、「野彩」は自然の色彩の美しさを意味します。

この取り組みでは、社会的意義として食品ロスの削減や農福連携、地域循環が目標に掲げられ、ただの保存食以上の、色や音で生命力を感じさせる製品です。

新商品「和ナポリタン」

「乾奏野彩」シリーズの第一弾として登場するのは、干し野菜の旨味を存分に味わえる「和ナポリタン」。干し野菜の甘味と和の調味料が絶妙に絡み合い、まるで懐かしさと新しさが融合したような一皿に仕上がっています。この商品は、忙しい日常の中で食卓に温もりをもたらす存在になることでしょう。

干し野菜研究家・澤井香予の歩み

澤井香予さんは、奈良出身であり、大学卒業後は美容部員として色彩感覚を養った背景がありますが、体調を崩したことをきっかけに食生活を見直し、干し野菜に出会いました。2015年には干し野菜研究家として独立し、現在は横浜を拠点に活動しており、規格外野菜の活用や福祉施設との連携を通じて、農福連携モデルを確立しています。

5つのキーワード：aの重要性

「乾奏野彩」には、irotoaが掲げる5つの理念—「Ability」（能力）、「Ambitious」（挑戦）、「Art」（芸術）、「Alive」（生命）、「All」（全員）が色濃く反映されています。干し野菜は生産過程において福祉施設の利用者が関与し、しっかりと自分を表現する機会を与えられます。そして、澤井さんの掲げる壮大な目標は、全参加者に誇りを与える動力となっています。

幸せな循環の第一歩

この取り組みの選ばれた野菜は、非常に重要な役割を果たします。市場に出ない野菜が、丁寧に手を介することで、多くの人々に喜びを伝え、歓迎される食材へと変貌します。これによって、農業と福祉の絆が深まり、地域の活性化へとつながります。

干し野菜は、ただの保存食ではなく、命を再生する営みの一部ということを感じることで、消費者の意識も刺激され、より良い選択が促されることになるでしょう。

終わりに

「乾奏野彩」の展開は、食卓に新たな物語をもたらし、日々の生活に小さな幸せを運ぶことでしょう。これからの展開にも期待が高まる新シリーズ「和ナポリタン」をお楽しみに！

商品情報は、2025年9月1日に発売予定です。価格は900円（税込）で、一部のirotoaスタートのコラボレーションストアでの販売が行われます。さらなる詳細は店舗の各種お問い合わせ先で確認できます。