Krollの新代表就任：山﨑卓馬氏が日本支社を率いる

Krollの新代表就任

Kroll International Incにおいて、新たに山﨑卓馬氏が日本支社の代表に就任しました。彼の豊富な国際経験とリーダーシップが、同社のさらなる成長に貢献すると期待されています。

山﨑卓馬氏の略歴

山﨑氏は1995年にオリックス株式会社に入社し、海外事業部での経験を経て、2006年からシンガポールに赴任しました。2009年には現地の投資法人の代表取締役として、アジア地区の投資を積極的に推進しました。2013年以降は本社の海外事業投資部にて、ASEAN地域での戦略的な投資やその後の統合業務を進めてきた実績があります。

さらに、2019年には国際税務の専門ファームであるオプティ株式会社と、企業データベースのワンソース・ジャパン株式会社の株式を取得し、共同代表取締役として経営に関わりました。これらの経験により、2022年に両社からのExitを成功させ、同年10月にKrollに入社しました。彼は関西学院大学商学部を卒業した経歴を持っています。

Kroll International Incについて

Krollは1972年にニューヨークで設立され、現在は30か国において6,000名以上の専門家を有し、13,400社に及ぶ顧客を持ちます。特にS&P500の半数が顧客であることから、その信頼性と実績は高く評価されています。

日本支社は1996年に開設され、2021年より経団連に加入しています。Krollの東京都千代田区にあるオフィスは、富国生命ビルの22階に位置しています。

Krollのサービス

Krollは以下のようなサービスを提供しています：

1. ビジネスインテリジェンスを用いた調査：企業、個人、産業、資産に関する詳細な調査を行います。
2. リスク管理コンサルティング：地政学的リスクやBCP（事業継続計画）策定、海外子会社のガバナンスに関するコンサルティングを提供します。
3. 不正対応およびフォレンジック調査：不正行為への対応と、その調査を行います。

これらのサービスを通じて、クライアントのニーズに即した対応を心がけているKrollですが、国際的な視点でそれを実現しているのが、山﨑氏の新たな代表就任によってさらに加速すると考えられています。