国内初のJFT-Basic対策講座
国際交流基金が主催する「JFT-Basic(国際交流基金日本語基礎テスト)」は、就労目的で来日する外国人の日本語能力を測定する試験です。この試験は、2019年4月以降にモンゴルやインドネシア、カンボジア、タイなどの6カ国で実施され、すでに14,900名以上が受験しています。2021年3月からは日本国内での実施が決定し、同時に日本語教育の重要性が再確認されています。
この新たな試験の開始に伴い、明光ネットワークジャパンは、「Japany」というオンライン日本語教材を運営し、その教材をもとにJFT-Basic対策講座を無償で開講することを発表しました。日本国内で受験する外国人が日本語学習機会を得ることができる内容となっており、特にコロナ禍において大変な思いをしている外国人に向けて支援を行っています。
JFT-Basic対策講座の概要
この対策講座は、2021年1月25日から募集が開始され、受講対象者は2021年3月に検定を受ける予定の外国人です。コースに参加するには、オンライン申し込みフォームから必要事項を記入し、申し込む必要があります。
講座では、Japany提供のオンライン教材を使用し、動画、教科書、模擬テストなどを48講義にわたって学ぶことができます。加えて、教師とのオンライン対面レッスンも行われ、実際の試験に向けた質疑応答や仲間との交流を通じて、さらに理解を深めることが期待されています。
教材やサポートの内容
Japanyは、生活に必要な日本語からビジネス日本語、さらには日本語検定対策まで、500本以上の動画を用意しています。スマートフォンやタブレットでもアクセスできるため、場所を選ばず学習することができます。また、学習履歴を確認する機能もあり、効率的な学習をサポートしています。
教育の重要性と今後の展望
外国人にとって、JFT-Basicに合格することは、日本での福祉的な就労機会を広げる重大なステップです。明光ネットワークジャパンは、この試験を通じて日本語を必要とする外国人のニーズに応え、教育を通じてさらなる社会貢献を目指しています。
お問い合わせと参加方法
この機会に対策講座に参加したい方は、以下のリンクから申し込みフォームにアクセスし、必要情報を記入してください。また、法人や団体からの問い合わせも受け付けています。
申し込みフォーム:
こちらから
会社の背景
明光ネットワークジャパン株式会社は、教育および文化事業に努める企業で、傘下には個別指導の「明光義塾」や日本語学校事業も展開しています。特に外国人の雇用促進に向けて、教育サービスや人材紹介を行い、多様なバックグラウンドを持つ人々が日本で成功する手助けをしています。これからの展望として、教育分野でのさらなる発展と、外国人向け日本語教育への力強い取り組みが期待されます。