「ガチスキ!學エン」は、子どもたちが“ガチで好きなことをして輝いている面白い大人”に出会い、仕事の話を聞いたり、実際にその仕事に挑戦してみたりする体験型イベントです。株式会社RE-MiXが企画・運営しており、今回は、巻き寿司アーティストの津葉木茶々さんを講師に迎え、12人の子どもたちと保護者と一緒に、巻き寿司アート体験を実施しました。
イベントでは、まず津葉木さんから巻き寿司の作り方を丁寧にレクチャー。ハロウィン企画ということで、かぼちゃのおばけの巻き寿司作りに挑戦しました。子どもたちは、最初は戸惑いながらも、先生の手本を見ながら真剣な表情で巻き寿司作りに集中していました。
巻き寿司が完成したら、次は背景作り。白い酢飯に、ふりかけや黒米、青のりなどを使い、カラフルな酢飯を絵を描くようにトレーに乗せていきます。子どもたちは、思い思いの背景を想像しながら、個性豊かな作品を作り上げていました。
参加者たちは、自分だけのオリジナル巻き寿司アートを完成させることに熱中し、時間ギリギリまで作品に集中していました。津葉木さんは、子どもたちの作品を見て、「みんな同じじゃなくていいんだよ」と温かいメッセージを送りました。
津葉木さんは、幼少期からゴルフに打ち込み、国体に出るほどの腕前だったそうです。大学卒業後は大手企業に就職しましたが、違和感を感じて退職。その後、さまざまな経験を経て、本当に好きなことをしようと決意し、「巻き寿司アート」の世界へ飛び込みました。
今回のイベントでは、子どもたちが「好きなことをやっていいんだ」という気持ちを感じ、創造力を育む貴重な体験になったのではないでしょうか。
「ガチスキ!學エン」は、今後も子どもたちが、自分の「ガチスキ」を見つけ、夢に向かって進んでいけるような機会を提供していく予定です。