冬季限定復活『シマエナガルーム』で体感する癒しとサステナビリティ
北海道札幌の京王プラザホテルは、人気を博した「シマエナガルーム」を2024年11月1日から冬季限定で復活させることを発表した。このお部屋は、北海道の愛らしい野鳥「シマエナガ」をテーマにした特別なコンセプトルームで、癒しを求める旅行者に新たな体験を提供する。
シマエナガルームとは?
シマエナガルームは、昨年度に販売が終了したが、多くのファンからの強い要望に応え、再び登場することが決まった。当ホテルでは、北海道の自然や生き物への理解を深めるために、様々な取り組みを行ってきた。昨年同様、このルームでもホテルで発生した廃材をアップサイクルしたオブジェやドライフラワーなど、サステナブルな要素を組み込んだインテリアが施される。
サステナブルな旅行の新たなスタイル
近年、環境への配慮が高まる中で、エシカル消費やエコツーリズムといった概念が人々の間で広がってきている。シマエナガルームでは、こうした流れを受けて、利用者に楽しく環境問題について考えてもらえるような仕掛けが用意されている。部屋内に置かれたコーヒーは、フェアトレード認証を受けた「サッポロウエシマコーヒー」の商品を使用しており、宿泊することで持続可能な未来への参加と支援が実現できる仕組みとなっている。
才能あふれるクリエイターとのコラボレーション
このルームの内装は、北海道のシマエナガファンにはおなじみの著名な写真家「やなぎさわ ごう」さんの作品を始め、多くの地元クリエイターたちの作品で装飾される。彼らの素晴らしい作品は、シマエナガの可愛さを存分に引き立て、訪れる人に特別な体験を提供する。さらに、宿泊者には北海道産のかわいらしいシマエナガタグがプレゼントされ、記念品として持ち帰ることができる。これにより、地域のアートとクリエイティビティを支援し、宿泊者が地元文化に触れる機会を促進している。
宿泊の詳細と特典
シマエナガルームの宿泊プランは、最大3名までが利用可能なコンフォートデラックスツインルームとなっており、プラン料金は3名利用時で一人あたり15,000円(朝食込み、税・サービス料込)。予約受付は2024年9月30日から始まり、宿泊可能期間は2024年11月1日から2025年1月31日までとなっている。また、宿泊者には特製ミニクッキー缶や朝食スペシャルデザートプレートも提供され、特別なひと時が楽しめる。
このように、シマエナガルームは単なる宿泊体験だけでなく、北海道の魅力や環境への配慮を学ぶ機会をも提供してくれる。京王プラザホテル札幌は、サステナブルな旅行の重要性を伝える一環として、今後も地域の持続可能な発展に寄与していくことを約束している。旅を通じて、癒しとともに持続可能な未来を考える素晴らしい機会がこの冬、皆さんを待っている。
まとめ
冬のシマエナガルームは、一つの新しい旅行スタイルを提案するもので、宿泊者に北海道の自然の美しさ、野生動物への愛情、そして環境意識を育む場を提供する。心温まる体験を求める方にとって、特別な位置を占める存在となることだろう。