コニカミノルタの新しいAI電話通訳サービス「KOTOBAL」
コニカミノルタジャパン株式会社は、2026年度内に多言語コミュニケーション支援サービス「KOTOBAL」の新たなAI電話通訳機能の提供を開始します。このサービスは、既存の固定電話機を利用した画期的なものであり、電話番号の変更や電話機の交換を必要とせずに、双方向での通訳機能を実現します。
固定電話を活用する新しい通訳の形
近年、訪日外国人客の増加や在留外国人の数が増加する中で、多言語でのコミュニケーションが重要になっています。これまで通訳サービスの多くは、スマホやタブレットに依存していましたが、「KOTOBAL」は従来の受話器付き固定電話に専用アダプタを接続することにより、昔ながらの電話環境をそのまま生かしたままで外国語対応ができる仕組みです。これにより、ホテルや医療機関などの多くの現場でも利便性が高まります。
スムーズで安心な対応が可能に
「KOTOBAL」の実力として、AIによる通訳が挙げられます。電話で会話している英語や中国語、韓国語をAIが日本語に変換し、さらにスタッフの日本語も相手の言語に通訳される仕組みです。通訳内容はブラウザ上に表示されるため、外国語に不安のあるスタッフでも安心して電話対応が可能となり、実際のコミュニケーションにおいてもスムーズさが向上しました。
導入コストを抑えつつ、通訳履歴の管理も
導入にあたっては、電話番号や電話機の換装など煩雑な作業が不要なため、運用コストや時間の大幅な削減が見込まれます。また、通訳履歴を記録として残すことができるため、対応内容の確認やスタッフ間での情報共有も効率的に行えます。この機能は、特に宿泊業や医療業界において、顧客サービスの品質向上に寄与するでしょう。
トライアル施設の反響
すでにトライアルを行っている宿泊施設からは、外国語での電話対応への自信がついたとの声が上がっています。これにより、外国のお客様も母国語で気軽に問い合わせができるため、双方の満足度向上が期待されています。このように、「KOTOBAL」は言語の壁を越えるコミュニケーションを支援する存在として注目されています。
サービスの広がりと今後の展望
「KOTOBAL」はAIによる機械通訳に加え、24時間365日対応の遠隔通訳も可能で、最大33言語に対応しているため、様々な場面での利用が見込まれます。今後もコニカミノルタは、言語の違いによるコミュニケーションの課題を解決し、多様な人々がサービスを利用しやすい環境の構築を目指してまいります。
このように、コニカミノルタの「KOTOBAL」は、固定電話を用いた新しい形のAI通訳サービスとして、世界中からの問い合わせにも対応できる強力なツールです。将来的には、様々な言語に対応した機能の拡充も予定されているため、さらなる進化が期待されています。