「赤い羽根 空の第一便」共同募金運動の始まり
日本全国で毎年実施される「赤い羽根共同募金運動」が、令和7年度(第79回)に向けて10月1日よりスタートします。今年も「赤い羽根 空の第一便」というイベントが開催され、ANAグループの協力を得て、共同募金の開始を盛り上げる準備が整いました。
中央伝達式の実施
9月30日(火)には、厚生労働省で中央伝達式が行われます。この式典には、福岡資麿厚生労働大臣、山岸由佳ANA客室センター副センタ―長、村木厚子中央共同募金会会長が出席し、ANAの客室乗務員に対してメッセージや赤い羽根の伝達が行われる予定です。
この伝達式は毎年恒例のイベントで、全国一斉の共同募金運動を祝う重要な儀式として、すでに半世紀以上の歴史を持ちます。今年で64回目を迎えることになります。
赤い羽根の伝達とイベントの流れ
中央伝達式では、福岡大臣から知事や市町村長宛のメッセージが伝達されるほか、村木会長からも全国の共同募金会や市町村共同募金委員会向けのメッセージが届けられます。ANAの客室乗務員がそのメッセージを受け取る様子も、式典の重要な一部です。
加えて、10月1日には浅草寺で街頭キックオフイベントを実施します。ここでもANAグループの客室乗務員が参加し、多くの人々にこの運動の意義を伝えることが期待されています。
募金活動の詳細
共同募金運動の期間中、10月1日から10月15日までは、ANAの国内線すべての便において、客室乗務員や旅客係員が「赤い羽根」を着用することが決まっています。この取り組みにより、乗客へ募金への参加を呼びかける姿勢が強調されます。
また、ANAが運航する全国50の空港では、出発カウンターや空港内売店「ANA FESTA」に募金箱が設置され、ANAグループの社員が空港や街中で街頭募金活動を行います。これにより、広くコミュニティと連携しながら、募金の呼びかけを行います。
まとめ
「赤い羽根共同募金運動」は、地域の社会福祉活動を支えるための重要な取り組みです。ANAグループの協力のもと、今年も多くの人々の参加を期待しています。毎年の伝統行事を通じて、心温まる社会づくりの一助となることを願っています。これからも「赤い羽根」の活動に注目していきたいと思います。