施工計画効率化の新たなパートナー「.one QS」
近年、施工管理のデジタル化が進む中、クラウドサービスが大きな役割を果たしています。その中でも、応用技術株式会社が提供する「.one QS」は、特に注意が必要な存在です。最近のアップデートでは、IFC(Industry Foundation Classes)ファイルに対応することが発表され、これによりBIM(Building Information Modeling)ツールとの互換性が大幅に向上しました。この変更は、施工管理業務に革命をもたらす可能性があります。
.one QSとは?
「.one QS」は、応用技術株式会社が開発したクラウドサービスであり、主に非BIMユーザー向けに設計されています。このサービスは、オートデスクが提供する共通データ環境「Autodesk Docs」にアップロードされたBIMモデルを使用し、仮設部材や躯体体積の拾い出し、データ出力をサポートする機能を持っています。これにより、施工計画がより簡便になり、効率的な業務運営が実現されます。
1.
直感的な操作: BIMツールを使用していないユーザーでも、iPadやパソコンを用いて簡単にBIMモデルを操作できます。
2.
自動集計機能: 仮設部材の集計や発注も手間なく行え、数量だけでなく総重量も自動で計算されます。
3.
躯体体積の集計が迅速: 3Dモデルに設定した工区から、部材の数量や容積をすぐに拾い出せます。
IFC対応による業界の変革
新機能としてのIFC対応は、特に注目に値します。2025年10月22日にアップデートが行われると、さまざまなBIMツールの間での互換性が実現し、異なるプロジェクト間でスムーズな施工計画のやり取りが可能になります。これにより、各種BIMツールを併用する場合でも、情報の伝達が円滑に行えることで、施工プロセスの効率がさらに向上するでしょう。
応用技術株式会社の歩み
1984年に設立された応用技術株式会社は、「ものづくり支援」や「BIM/CIM」「GIS」を活用したソリューションサービスを提供し、常に革新的なサービスを追求しています。特にBIM分野では、BIMソフト「BooT.one」の開発・販売、導入コンサルティング、トレーニングなど、多岐にわたる支援を行っています。BIMを通じて、クライアントのニーズに応えるための総合的なサポートを展開しています。
まとめ
「.one QS」のIFC対応は、施工管理のデジタル化をさらに進化させ、業界の未来に明るい兆しをもたらすものと言えるでしょう。BIMと非BIMのユーザーが共に効率的に作業できる環境が整い、施工計画の実行や管理がこれまで以上にスムーズになることが期待されています。CLAIM
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