行政におけるAIの利活用
2025年7月9日(水)、東京で「行政におけるAIの利活用」と題したセミナーが開催されます。このイベントは、(一社)行政情報システム研究所の主席研究員である狩野英司氏、中央大学国際情報学部の教授で学部長の平野晋氏を講師に迎え、行政分野におけるAIの利活用について深い考察を提供します。
セミナーの目的
本セミナーは、AI技術の進歩が行政業務や市民サービスに与える影響を検討し、その利点やリスク、そして今後の展望について言及します。特に、生成AIを取り入れた業務の効率化や課題解決の可能性について、具体的な事例を交えながら話し合われます。
講義内容の概要
1. 生成AIは行政に何をもたらすか(狩野英司氏)
このセッションでは、生成AIの基本的な仕組みから、行政における活用法までを解説します。その中で、生成AIがもたらす行政職員の業務変革についても言及し、どう向き合うべきかを考察します。特に以下のポイントが強調されます。
- - 行政における生成AIの導入メリット
- - 生成AIのリスクとその対策
- - 公務員の仕事における生成AIの役割
2. アルゴリズムに依拠した行政による不利益処分の問題(平野晋氏)
次のセッションでは、特に「ヒューストン独立学区事件」を中心に、アルゴリズムを用いた不利益処分の問題点を詳しく分析します。以下のテーマが取り上げられます。
- - アルゴリズムに依存した処分の不透明性
- - データの営業秘密と透明性のバランス
- - OECDのAI原則に基づく説明責任
受講方法と参加情報
- - 会場参加: 東京都港区に位置するSSKセミナールーム(ザイマックス西新橋ビル4F)
- - オンライン参加: Zoomウェビナーにてライブ配信、およびアーカイブ配信(視聴期間: 2週間)
このセミナーは、今後のAI技術や行政改革に興味のある方、またその実践に携わる方にとって、価値のある情報を提供する機会となります。参加を希望される方は、事前に申し込みが必要です。詳細は、
こちらのリンクでご確認ください。
最後に
新社会システム総合研究所は、1996年から多様なビジネスセミナーを行い、最新のICT情報を広めてきました。今後も皆様に役立つ情報を発信してまいりますので、お楽しみにしてください。
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