鹿児島物流センター
2025-06-02 10:20:11

鹿児島県霧島市に新たな物流拠点「鹿児島物流センター」が誕生

鹿児島県霧島市に新たな物流拠点「鹿児島物流センター」が誕生



2025年6月1日、鹿児島県霧島市に新たな物流の拠点として「鹿児島物流センター」が稼働を開始します。このセンターは、大和ハウスグループの大和物流株式会社によって開発されたもので、地域の物流システムの効率化と安定化に寄与することを目指しています。

1. 開設の背景と目的


物流業界は2024年の問題として知られるトラックドライバーの時間外労働に関する法規制の強化に直面しています。これにより、輸送の効率化や荷待ち時間の短縮が急務とされています。また、九州地方では特に都市部と比べて物流施設の供給が不足しており、地域における保管や配送機能の強化が求められています。

「鹿児島物流センター」は、既存の鹿児島営業所を拡張し、施設を新設することで、地域の物流のハブとして機能させる計画です。このセンターでは、在庫の保管、積替え、地域配送、流通加工の効率化に注力し、様々な物流サービスを提供していく予定です。

2. センターの特長


立地優位性


本センターは九州自動車道の溝辺鹿児島空港インターチェンジから950メートルという近距離に位置しており、南九州エリアとの配送において非常に有利な立地です。さらに、近隣の鹿児島空港には、全国主要都市との連携を強化する貨物ターミナルも整備されており、国際的な流通機能も持ち合わせています。

柔軟な運用が可能な施設設計


本センターは、保管商品の特性に応じた運用ができます。具体的には、高床式と低床式の両方のバースを設置しており、高床式は浸水リスクを軽減し、低床式は重量物の取り扱いに適しています。このため、電子機器、ヘルスケア関連商品、建材、機械など、様々な商品の保管に対応可能です。また、荷物用エレベーターや垂直搬送機を備えており、効果的な物流オペレーションを実現しています。

地域雇用の創出


本センターの開設により、霧島市との連携のもとで新たな雇用機会が創出されます。今後は、取扱い貨物量の増加に応じて従業員を増やしていく予定であり、地域経済の活性化にも寄与していくことを目指しています。

3. センターの詳細


  • - 名称: 大和物流株式会社「鹿児島物流センター」
  • - 所在地: 鹿児島県霧島市溝辺町麓321-10
  • - 敷地面積: 18,972.31㎡
  • - 延床面積: 9,074.00㎡
  • - 構造: 鉄骨造 地上2階建て
  • - バース形状: 西面高床式/北面低床式
  • - アクセス: 九州自動車道「溝辺鹿児島空港インターチェンジ」から約950m
  • - 開設日: 2025年6月1日

最後に、大和物流は「最適な物流環境を心をこめてデザインする」という理念を持ち続け、地域社会に貢献するための努力を続けています。この新しい物流センターが地域にどのように貢献していくのか、今後の展開がますます楽しみです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
大和ハウス工業株式会社
住所
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。