洛和会看護学校新校舎の魅力
1985年の創立以来、看護教育に励んできた洛和会看護学校が、2025年4月に新たなスタートを切ります。この新校舎は、次世代の看護人材を育成するために最先端のICT機器を備え、デジタル時代に即した教育環境を提供します。
新校舎の設計を手掛けたのは、数々の建築賞を受賞している建築家、細尾直久氏です。彼は地域の人々と医療人をつなぐモニュメントとして、学校のデザインを考案しました。流線型の道路に沿った建物は、北側の洛和会音羽病院と南側の新看護学校を滑らかにつなぎます。学校の大きな開口部は、地域の人々に学生たちの学びの様子を見せ、ベージュの煉瓦で作られた柔らかな曲面の壁は、訪れる人々に温かみをもたらします。これにより、在学生だけでなく、卒業生にも懐かしい思い出を呼び起こす場所となるでしょう。
学びを豊かにする図書館
新校舎の自慢の一つが、約1万冊の書籍を備えた広々とした図書館兼自習スペースです。看護や助産に関連する専門書や雑誌が豊富に揃い、自然光を取り入れた高天井で快適に学ぶことができます。この環境は、学生同士の知識を共有し合う場としても大いに役立つでしょう。
実践的な授業を支える最新設備
特別講義室には、壁一面を覆う大画面が設置されています。2つのプロジェクターを使用し、より実践的な学びができる環境が整っています。これにより、学生はリアルなシミュレーションを通じて、看護技術を一層深めることができるのです。
学生同士の交流を促す中庭
新校舎の中には、緑豊かでおしゃれな中庭も用意されています。このスペースは、学生同士のリアルな交流を促進し、オンラインでは体験できない貴重なコミュニケーションの場を提供します。この環境での出会いや会話は、看護師としての成長にとって非常に重要です。
新校舎は、洛和会看護学校の夢を実現する場として、多くの看護師や助産師を育て続ける拠点となります。新しい看護教育の形を探求するこの校舎は、地域と未来の看護業界に貢献できる場となることでしょう。新校舎の内覧会は、2025年3月1日(土)午後1時30分から4時30分に開催されます。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。