北九州市の職員採用試験が進化
北九州市では、令和7年度の職員採用試験が新しい体制に移行します。これにより、より多くの人々が応募しやすくなることを目指しています。具体的な変更点や日程について詳しく見ていきましょう。
新たな日程と変更点
基本的に、職員採用試験は春季と秋季の2回に分かれています。令和7年度の試験日程や変更点について、以下にまとめました。
技術区分の強化
技術区分では、従来の「土木」に加え、「建築」「電気」「機械」の区分が新たに設けられ、
さらに春季枠での採用を強化します。また、上級職の受験可能年齢を引き下げ、大学3年生からの受験ができるようになるため、多くの学生が新たなチャンスを得ることになります。さらに、大学院進学者については、最大2年間の採用猶予を設けています。
行政実務経験者対象の新設
新たに設けられる“行政実務経験者”区分により、即戦力かつ経験豊富な人材を求めています。具体的には、「行政Ⅱ(行政経験)」「土木Ⅱ(行政経験)」が新設され、採用において経験を重視する姿勢が鮮明になっています。特に「カムバック採用選考」という新制度も設けられ、再就職希望者を積極的に受け入れることが期待されます。
受験しやすい環境の整備
受験者の負担軽減を図るために、試験内容や実施方法も少しずつ変わります。具体的には、通常枠では第2次筆記試験を廃止し、第三次試験の実施方法を見直します。また、「社会福祉Ⅰ」や「心理」「保健師」の試験にSPi3が導入されるほか、「保育士」や「消防士」の年齢上限が引き上げられ、より多くの人がこれらの職務に挑戦できるような配慮もなされています。
北九州市について
北九州市は、福岡県の北部に位置し、関門海峡を挟んで本州に面しています。1963年に五つの市が合併して誕生したこの政令指定都市は、工業が盛んな一方で、豊かな自然環境も有しています。大都市でありながらも住みよい環境を整え、次世代育成環境ランキングで12年連続1位を獲得するなど、その魅力は多岐にわたります。交通の便も良く、国際的な拠点としての役割を果たしています。
まとめ
北九州市の職員採用試験の変更点や日程についての情報は、今後の応募を考えている方々にとって非常に重要です。詳細については、市の職員募集のホームページをぜひご覧ください。これを機に、北九州市での新たなキャリアを目指してみましょう!