「移動する港Ⅰ『豊かな不都合』」展のご案内
東京都渋谷の公園通りギャラリーでは、ダイバーシティの理解を深めることを目的とした展覧会「移動する港Ⅰ『豊かな不都合』」を開催します。この展示は、様々な作品や情報を通じて、共生社会の実現を目指す試みです。
展覧会の概要
展覧会名
「移動する港Ⅰ『豊かな不都合』」(Trans-PortⅠ: Fertile Differences)
出展作家
榎本高士
関川航平
即興からめーる団
檜皮一彦
会期
2018年8月14日(火)~ 8月28日(火)
会場
四谷三丁目ランプ坂ギャラリー(東京都新宿区四谷4-20四谷ひろば内)
開場時間
11:00~18:00
休場日
毎週木曜日
入場料
無料
主催
公益財団法人東京都歴史文化財団東京都現代美術館
展示の目的とテーマ
「移動する港」は、障害や個人の特性に関わらず、多様な生き方や価値観が尊重される社会を構築するためのきっかけを提供することを目指しています。本展では、日常生活の中で私たちが直面する「うまくいかない」事柄に焦点を当て、言葉や身体の行き違い、理想と現実のギャップといった「不都合」を掘り下げます。この不都合を受け入れ、どのように自らを表現できるのか、様々な創意に満ちたアプローチを紹介します。
展覧会の見どころ
1. 身近なテーマへのアプローチ
私たちの生活に密接した会話や身体にまつわる活動や作品が展示されます。即興からめーる団は、多様な人々と共に歌を作る自然なプロセスを反映したワークショップを行います。関川航平は意味の伝達に前向きな問いかけを行い、檜皮一彦は自身の経験を基にした作品を発表します。榎本高士は、彼の独特なリズムを表現した絵を通じて、彼自身のリズムを観客と共有します。
2. 新作発表と体験型ワークショップ
展示に際して、榎本高士と檜皮一彦が新作を発表します。即興からめーる団はこれまでの活動を振り返る展示を行い、関川航平は作品を新たに構成します。さらに、両団体によるワークショップも行われ、観客が作家との交流を深める絶好の機会となります。
作家紹介
榎本高士
1985年生まれ。やまなみ工房に所属し、クレヨンやアクリルを用いた作品を制作しています。穏やかで柔らかな色調のドローイングが特徴です。
関川航平
1990年生まれ。パフォーマンスやインスタレーションを通して作品の意味を探求しています。
即興からめーる団
音楽家と打楽器奏者から成るユニットで、障害の有無にかかわらず、多様な合作を目指す活動を行っています。
檜皮一彦
自身の身体をテーマにした彫刻やインスタレーションを手がけ、体験を通じて記号にとらわれない身体観を示しています。
参加方法
関連イベントも含め、全ては無料で参加可能ですが、一部事前申し込みが必要な場合もあります。詳細は東京都渋谷公園通りギャラリーのウェブサイトで随時確認できます。
お問い合わせ
公益財団法人東京都歴史文化財団東京都現代美術館文化共生課
電話: 03-5633-5087
ファックス: 03-5633-5870
Eメール:
[email protected]
ウェブサイト:
東京都現代美術館
この展覧会は、新しい価値観との出会いと共感を生む大切な場となることでしょう。