東京エレクトロンデバイスが推進する新しいセキュリティ対策
東京エレクトロンデバイス株式会社(TED)は、5月14日から「CTEM設計・運用支援サービス」の提供を開始しました。これは、組織が保持するIT環境における脅威を常に評価し、能動的に対処できるよう支援するためのサービスです。今日、サイバー攻撃がますます巧妙化・複雑化してくる中で、従来型のセキュリティ対策では十分に対応できなくなっています。特に、クラウドやオンプレミス、SaaSなど多様な環境を運用する組織は、日々変化する脅威に立ち向かうための新たなアプローチが必要です。
CTEMの重要性
CTEM、つまり継続的な脅威エクスポージャーマネジメントは、組織が直面する脆弱性を継続的に評価することで、ビジネスへの影響度に応じた対処の優先順位を明確にする新しい手法です。このアプローチにより、組織が持つIT資産の管理、脆弱性の特定、攻撃経路の分析、そしてその後の対応策の実行と検証が一体となって行われます。
しかし、CTEMの実装には高いスキルが求められるため、多くの企業にとってはハードルが高く感じられるかもしれません。TEDでは、この課題を克服するために、攻撃シナリオ構築の支援やリスクの優先順位付けなどを包括的に提供することで、企業がCTEMをスムーズに導入できるようサポートします。
CTEM設計・運用支援サービスの特徴
この新サービスは、CTEMの運用サイクル全般をカバーする自動ペネトレーションテストプラットフォーム『Pentera』の導入を柱に、設計支援、導入支援、運用のQAサポート、運用支援といった多岐にわたるサポートを提供します。これにより、企業は継続的にセキュリティ耐性を改善し、脆弱性リスクを可視化しながら具体的な対策を立案することができます。
セキュリティ対策の新しいカタチ
CTEM設計・運用支援サービスによって、企業は適切なスコープ設定が可能となります。他社の事例や業界知見を基に、TEDのエンジニアが影響を考慮しつつペネトレーションテストを行うことで、企業はリスクを最小限にすることができます。さらに、脆弱性に対する優先順位付けが行われることで、効率的にセキュリティを強化するための具体的な改善案が提示されます。
今後の展望
東京エレクトロンデバイスは、今後も高度な技術サポートを通じて、顧客のセキュリティ対策を支援していく方針です。継続的な診断に基づき、強固なセキュリティ対策を検討している企業に対してCTEM設計・運用支援サービスを展開していく予定です。これにより、企業が直面する課題に対する効果的な解決策を提供し、安心してビジネスを展開できる環境を整えていきます。
会社概要
東京エレクトロンデバイスは、社会の課題を解決するために半導体やITを中心に最先端テクノロジーの実装を推進しています。革新的なソリューションの開発を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し続ける企業です。これからも新たなサービスを通じて、社会に貢献し続けていくでしょう。
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