介護施設業務を効率化する新SaaSサービス「介護施設DX」が登場
介護業界の厳しい現実に立ち向かう新しいSaaSサービス、「介護施設DX」が株式会社センテニアルズから2025年7月に正式にリリースされる。日本は急速な高齢化社会を迎えており、高齢化率は2025年には約30%に達する見込みである。それに伴い、介護職員の不足や書類業務の煩雑さ、コスト増加といった課題が深刻化している。このような環境の中、「介護施設DX」は介護施設の業務改善を試みている。
「介護施設DX」が解決する課題
介護施設は、離職率が高く人材確保が難しいため、業務の効率化が必須である。株式会社センテニアルズは、IT技術の力を利用して、介護現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める目的でこのサービスを開発した。「介護施設DX」は業務量やコスト、ストレスを軽減するために設計されている。
主要機能の紹介
「介護施設DX」には、以下のような多機能が搭載されている:
1. LINE公式アカウントとの連携
ご家族とのコミュニケーションをスムーズにするため、LINE公式アカウントと連携。郵送業務を廃止し、コストを削減することができる。また、請求書や面会予約にも対応しており、管理が効率化される。
2. 電子サイン機能
押印やサインが必要な書類を電子化することで、書類業務の山から解放される。契約書にはタイムスタンプ付きの電子署名が利用でき、事業所内でのペーパーレス化が進む。
3. オンライン面会機能
Zoomを利用したオンライン面会が簡単に行え、入居者とそのご家族のコミュニケーションを支援。来館予約がオンラインで行えるため、電話対応の手間を省くことができる。
4. BCPガイド機能
事業継続計画(BCP)に関するガイドが提供され、災害時でも適切に行動できるようサポート。また、安否確認の情報を一元管理し、迅速な対応が可能。
5. NFCタグ機能
入居者の薬や食事情報をNFCタグで管理し、ヒューマンエラーを防ぐことで、安全なケアを実現。
6. AIアシスタント機能
音声入力やOCRによる明細の自動作成機能も備わり、業務の効率化を促進。撮影した写真を整理し、近況報告にも自動的に添付可能。
未来への展望
株式会社センテニアルズは、「介護施設DX」を活用して、介護職員の業務負担軽減やコスト削減を図り、入居者とそのご家族への安心・安全なサービスの提供に貢献していく。さらに、今後も様々な機能の追加開発を予定しており、介護施設のDXを推進していく。
株式会社センテニアルズについて
センテニアル(CENTENNIAL)は「100年続く」という意味を含む言葉であり、人生100年時代において、地域の介護事業者が長く存続できるよう、DXサービスを通じてサポートしていく意向だ。
お問い合わせ先
株式会社センテニアルズでは、様々な情報提供を行っており、イベントにも参加予定だ。2025年8月に東京ビッグサイトで開催される『CareTEX東京』にはブース出展が決まっており、興味のある方はぜひ訪れてみたい。