Qumu社がKulu Valleyを買収、エンタープライズビデオ市場の拡大へ
Qumu社がKulu Valleyを買収、エンタープライズビデオ市場の拡大へ
エンタープライズビデオ業界のトッププレイヤーであるQumu社が、イギリスのKulu Valleyを買収しました。この動きは、Qumu社の市場拡大に寄与するものであり、Kulu Valleyの優れたコンテンツ制作能力と、使い勝手の良いクラウドソリューションを最大限に活用することを目的としています。
この買収により、Kulu Valleyの顧客もQumuの業界をリードするビデオコンテンツ管理および配信機能にアクセスできるようになります。Kulu Valleyは新たにQumu Cloudというブランド名で提供されることが決定しています。
Kulu Valleyはこれまで、ヨーロッパを中心に80社以上の顧客に向けて、自社のソフトウェアソリューションを展開してきました。2014年6月までの12か月間には、550万ドルの収益も達成しています。これにより、Qumu社が持つ技術やノウハウとKulu Valleyの強みを基に、エンタープライズビデオ市場での競争において一層の優位性を確保することが見込まれています。
企業のリーダーたちからの期待の声
Qumu CorporationのCEOであるSharman Black氏は、「今まで多くのお客様からQumuのエンタープライズビデオソリューションとKulu Valleyのクラウドベースのプラットフォームを組み合わせるように求められてきました。今回の買収によってその実現が図られることは非常に嬉しい」とコメントしています。彼はまた、急成長するエンタープライズビデオの市場において、両社の統合が新たなビジネス機会を生むと期待を寄せています。
さらに、Kulu ValleyのCEO兼設立者であるSumit Rai氏も、カスタマーエクスペリエンスや短期開発能力がKulu Valleyの強みであり、Qumuとの統合によりより広範な市場に対応できるようになると語っています。
Qumu社とKulu Valleyの将来
QumuとKulu Valleyが協力することで、両社それぞれが持つ技術や市場戦略を結集することが可能となり、エンタープライズビデオ市場での影響力をさらに高めることが期待されています。これにより、Kulu Valleyの顧客はQumuの多機能なソリューションを享受でき、さらなるビジネスの成長が見込まれます。
Qumuは、すでにエンタープライズ向けのビデオコンテンツマネジメントおよび配信において強力なブランドを築いており、今回の買収により、Kulu Valleyのリソースと顧客基盤を活用し、更なる成長を狙います。
Qumu社の実績
Qumu Corporationは、NASDAQに上場している企業で、エンタープライズビデオの分野には10年以上の歴史があります。この企業はコンテンツ管理や配信、セキュリティなど様々な機能役割を持ちを持つ先進的なビデオソリューションを提供しており、グローバルな法人に対してその価値を提供しています。
Kulu Valleyの専門性
一方のKulu Valleyは、2002年に設立された企業であり、短時間で高品質のビデオプレゼンテーションを提供することに特化してきました。この企業は金融、医薬品、教育、IT、通信など、幅広い分野のクライアントに対してサービスを展開しており、クライアントのコミュニケーション戦略においては非常に有用なソリューションを提供してきました。
このたびのQumu社によるKulu Valleyの買収は、エンタープライズビデオ市場におけるリーダーシップをさらに強化する大きな一歩となることでしょう。両社のさらなる繁栄と、業界全体の進展が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
クムジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木7-4-8ウインドビル2F
- 電話番号
-
03-5771-7182