HENNGE Oneとエンタープライズ生成AI Kasanareの連携
HENNGE株式会社(以下、HENNGE)は、業務向けクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」と、カサナレ株式会社が提供する生成AIソフトウェア「Kasanare」のシングルサインオン機能を連携させることを発表しました。この新しい取り組みにより、企業はセキュリティを強化しつつ、業務効率を大幅に向上させることが可能となります。
生成AIの進化と企業のニーズ
生成AI技術は急速に進化を遂げ、様々な業務に取り入れられていますが、それに伴い専門的な知識や技術が求められるようになっています。多くの企業がこの新しい技術を導入しようとしていますが、効果的に活用するには高いハードルがあります。Kasanareは、企業や部署ごとにカスタマイズ可能な生成AIソリューションを提供することで、より効率的で高精度な業務プロセスを実現します。
HENNGE Oneとのシームレスな連携
HENNGE Oneとの連携により、企業はシングルサインオンを実現し、複数のIDやパスワードを管理する手間から解放されます。また、IP制限やデバイス証明書を利用した多要素認証により、より安全にKasanareにアクセスできる環境が整います。これにより、企業は不正アクセスのリスクを低減しつつ、新技術の導入を加速させることができるのです。
Kasanareによる業務の効率化
Kasanareは、AIによる業務の効率化と自動化を目指したエンタープライズ向けの生成AIソフトウェアです。このソフトウェアは企業が保有するデータを基に、問い合わせ対応の自動化や定型文書の作成、社内ナレッジの検索補助などの業務をスムーズに行います。これにより、データ修正や管理の手間を最大で90%削減し、業務負担の軽減に寄与します。
また、Kasanareは独自技術「テクノロジーピース®」を用いることで、セキュリティ強化や多言語対応、データの最適化など、様々な要素を柔軟に組み合わせてカスタマイズが可能です。RAGやAIエージェントも標準搭載され、企業が成長するためのAI基盤をしっかりと支えます。
HENNGE Oneの詳細
HENNGE Oneは、組織の生産性向上を実現する国内シェアNo.1のクラウドセキュリティサービスです。最新のテクノロジーを活用することはもちろん、その裏にはセキュリティに関するさまざまな課題が存在します。HENNGEではこの問題を解決するため、3つのエディションを提供しています。
1.
Identity Edition: 複数のシステムIDをまとめて保護。
2.
DLP Edition: 組織内データの情報漏洩防止。
3.
Cybersecurity Edition: 全方位で組織をサイバー攻撃から保護。
これらにより、企業がテクノロジーを最大限に活用できる環境を整えています。
今後の展望とHENNGEのビジョン
HENNGEは、今後もHENNGE Oneとの連携を持つSaaSを増やしていく方針を示しています。HENNGEが描くビジョンは、テクノロジーの解放を通じて新たな可能性を広げ、企業が持続可能な成長を遂げることにあります。
カサナレ株式会社は「現場から未来をつくる」というビジョンのもと、生成AIを企業の業務現場に根づかせることを目指しています。生成AIを「完璧なツール」ではなく「育てる対象」として捉え、業務の効率化と自動化を促進する独自のアプローチが、多くの企業に支持されています。
こうした取り組みにより、双方のサービスが企業の業務を進化させ、今後のビジネスに革新をもたらすことが期待されています。