名城大学×コメダ
2025-12-12 15:42:30
名城大学とコメダが共同制作した新たなくつろぎ空間が登場
名城大学とコメダが手掛ける「次世代のくつろぎ空間」
名城大学理工学部建築学科の谷田 真准教授研究室が株式会社コメダと連携し、2025年12月23日(火)に新たな「くつろぎ空間」のプロジェクトが発表されます。この取り組みは、学生がアイデアを提案し、実際に形にするという産学連携の取り組みとして注目を集めています。
プロジェクトの概要
今回のお披露目となる「次世代のくつろぎ空間」は、名城大学天白キャンパス内の研究実験棟IVで行われます。コメダ珈琲店で使用される伝統的な赤いソファと、谷田研究室が考案したスリット家具が融合した新しいデザインを体験することができます。このプロジェクトは、時代の変化に対応した新しいくつろぎ方を模索するものであり、コメダの長年の理念に基づき、利用者にとっての快適な空間を提供することを目指しています。
研究の背景とプロセス
名城大学とコメダの取り組みは、2025年5月から始まりました。谷田研究室では、「次世代のくつろぎを生み出す店舗カスタマイズ」というテーマのもと、コメダ珈琲店の利用実態調査を実施。調査は名古屋市瑞穂区にあるコメダ珈琲店本店で行い、平日・休日それぞれ異なる時間帯に、学生たちがローテーションで訪れ、客層や滞在時間に関するデータを収集しました。
このデータから「街のリビングルーム」としての役割に注目し、特に2名席に焦点を当てたカスタマイズを提案。その結果、長時間滞在できるように考案された小上がりの座敷風シートエリアが生まれました。
スリット家具の特徴
新たに導入されるスリット家具は、自由に組み合わせられる小型の机や雑誌ホルダーなどが特徴。これにより、利用者は自分の好みに合わせたパーソナルな空間を作り出すことができます。店舗を訪れる人々が自分のスタイルでくつろげる空間を楽しむことができるよう設計されています。
この取り組みは、ただのデザインにとどまらず、利用者の実際の行動パターンに基づいた機能性も考慮されています。そして、この新しい空間が「次世代のくつろぎ空間」として、今後のコメダの展開に寄与することが期待されています。
イベントの詳細
お披露目イベントでは、コメダのキッチンカーも登場し、「いつものコメダメニュー」を提供予定です。イベントは2025年12月23日(火)の11時から14時まで行われ、参加者は新しい家具と共にリラックスした時間を過ごすことができます。
このプロジェクトは、名城大学の学生にとって貴重な経験となり、実際のプロジェクトを通じて学び、成長する機会となっています。また、コメダにとっても、新しい価値観に合った店舗作りが求められる中で、進化を続けていくための重要なステップです。
これからの展望
名城大学は、2026年に開学100周年を迎えるにあたり、「中部から世界へ 創造型実学の名城大学」を掲げています。このような産学連携の取り組みは、地域の活性化にもつながり、今後も様々な革新的なプロジェクトの展開が期待されます。
コメダと名城大学の「次世代のくつろぎ空間」が、訪れる人々にどのような新しい体験を提供するのか、注目していきたいと思います。
会社情報
- 会社名
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株式会社コメダ
- 住所
- 電話番号
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