東京工科大学の革新プロジェクト
概要
東京工科大学が推進する『ディープラーニング・対話・まなびプロジェクト』について紹介します。このプロジェクトは、教育分野におけるビッグデータ分析とその可視化手法の開発を目的としており、CEATEC JAPAN 2017に出展され、注目を集めています。
プロジェクトの背景と目的
この研究プロジェクトは、PBL(Problem Based Learning)を中心にしたアクティブラーニング支援サービスを整備し、高度化することを目指しています。近年、教育現場では多くのデータが生成されるようになり、その分析手法の開発が急務となっています。AIを用いた新しいアプローチにより、より効率的な学習環境の実現が期待されています。
開発されたシステム
今回開発されたシステムは、大規模なチャットデータをリアルタイムで分析し、自動的に分類・タグ付けを行う機能を持っています。このプロセスにより、データの定量的な分析に加え、定性的な発言内容の解析が可能になり、視覚化された形でその結果を一目で理解できるようになります。
このシステムは、一般的な学習データの解析に限らず、大規模なSNSデータやコールログなど、テキストおよび音声データの定性的特徴を定量的に分析して可視化することも可能です。このような技術は、教育のみならず、マーケティングや顧客サービスの分野でも応用が期待されています。
出展情報
東京工科大学の『ディープラーニング・対話・まなびプロジェクト』は、CEATEC JAPAN 2017内の社会・街エリア(小間番号 C029)に出展します。出展期間は、2017年10月2日から6日までです。この期間中、研究プロジェクトに携わったメンバーが直接プロジェクトの内容について説明し、デモンストレーションを行います。
参加の呼びかけ
産学協同の研究を検討している企業や団体の皆様には、ぜひ現地に足を運んでいただき、最先端の技術に触れていただきたいと思います。プロジェクトに関する問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にお尋ねください。
研究プロジェクトの詳細
さらに詳細情報は、以下のリンクでご覧いただけます。
研究代表者
このプロジェクトの研究代表者は、東京工科大学教養学環の稲葉竹俊教授です。専門家の解説を通じて、新たな学びの革新を一緒に体感してみませんか?
まとめ
東京工科大学が開発したディープラーニング技術による教育ビッグデータの分析・可視化手法は、教育分野にとどまらず多くの分野への応用が期待できるものです。CEATEC JAPAN 2017での出展を通じて、その成果をぜひ体験してください。