新たな経営手法『FSVメソッド』で企業価値の向上を目指す
ジェイ・フェニックス・リサーチ株式会社(JPR)と株式会社MACオフィスの両社は、企業価値を持続的に向上させるための新たな経営手法、『Facility Shareholder Value メソッド』(略称:FSVメソッド)を共同で開発しました。この画期的なフレームワークは、人的資本経営、ファシリティ戦略、株主価値の向上を一元的に可視化することに特化しています。
FSVメソッドの背景と目的
FSVメソッドは、CFA協会認定アナリストであるJPRの専門的な視点と、働く環境の総合コンサルティング企業であるMACオフィスの経験を結集したものです。両社はこれまで、非財務情報や財務情報を可視化し、企業の成長を促進してきました。
JPRは、企業価値創造を「成長(Growth)」、「つながり(Connection)」、「信頼(Confidence)」の三つの概念に基づいています。これにより、企業が持つ人的資本の生産性を向上させ、株主価値を確保することが可能になります。MACオフィスは、オフィス戦略や働き方改革に関する無料コンサルティングを提供し、これまでに多くの成功事例を残してきました。
メソッドの具体的な設計
FSVメソッドは、各事業ごとの投下資本や事業に属する社員を分類し、その業務を一覧化する手法を取ります。業務は、売上の成長、コスト管理、安全性向上(品質向上やリスク低減)に関連付けられ、各社員がどのように株主価値につながる要素に貢献しているのかが一目でわかるようになります。これにより、経営者やマネジメント層は、生産性向上活動やファシリティ戦略の効果を直感的に理解できるようになります。
このフレームワークの導入により、企業は様々な観点から株主価値にプラスの効果をもたらすことが可能です。具体的には、売上、利益、エンゲージメント、株主価値、株価、時価総額への影響が期待されます。人的資本のROIも向上するとされ、経営全般にわたる利益が見込まれています。
今後の展望
FSVメソッドのアルファ版は、現在トライアル企業を募集しており、さらなる改善が期待されています。日本国内の経済環境は変化を遂げつつありますが、このメソッドを通じて、企業の生産性向上や人的資本の効率的な活用が進むことを期待しています。
長年生産性が低いとされてきた日本の経営の伝統を打破し、今後重要性を増す人的資本経営を普及させるための重要な一歩となるでしょう。企業の皆様には、ぜひこのFSVメソッドのトライアルに参加していただき、効果を体感していただきたいと思います。
会社情報
株式会社MACオフィス
- - 代表取締役社長兼CEO:池野 衛
- - 所在地:東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ3F
- - 設立:1990年6月
- - URL: MACオフィス
ジェイ・フェニックス・リサーチ株式会社
- - 代表取締役:宮下 修
- - 所在地:東京都港区西新橋1-2-9 日比谷セントラルビル14F
- - 設立:2003年5月
- - URL: JPR