職場DXアプリ『はたLuck』が新機能を発表
株式会社HataLuck and Person(東京都中央区)は、サービス業の生産性向上を目的として開発した職場DXアプリ「はたLuck」に新機能「ミニボーナス」を追加しました。この機能は、シフトワーカーに対して業務貢献度に応じたデジタルギフトを通じ、時給以外のインセンティブを提供することで、エンゲージメントの向上を狙っています。
開発の背景
サービス業は繁忙期に人手を必要とする一方で、非正規雇用者への待遇改善が叫ばれています。厚生労働省の調査によると、非正規雇用者は正規雇用者と比較して、雇用の安定性や福利厚生に対する満足度が低いことが示されています。このような課題を踏まえ、「はたLuck」はシフト作成だけでなく、シフトワーカーの業務貢献を評価するための仕組みを整備しました。
「ミニボーナス」機能の特徴
新たに導入された「ミニボーナス」は、以下の特徴を兼ね備えています:
1.
即時インセンティブ: シフトワーカーはアプリ内で受け取ったデジタルギフトをすぐに利用可能です。
2.
簡易な運用: アプリを使ってボーナスを渡すことで、管理者の業務負担を軽減します。
3.
選べるギフト内容: デジタルギフト「giftee Box」に登録されているブランドから選ぶことができ、多様なニーズに応えます。
4.
感謝のメッセージ付与: ボーナスを贈る際には、個別メッセージを添えることで、感謝の気持ちを伝えられます。
具体的な活用事例
テスト導入を行った店舗では、この「ミニボーナス」を以下のような業務において活用しています:
- - 繁忙期のシフトヘルプ対応
- - 日常業務で同僚に感謝される行動
- - お客様からの感謝の声に対する評価
- - 月間ベストパフォーマーへの賞賛
ミニボーナスの付与が行われた際、シフト勤怠の回数が増加し、シフトに入りたいというシフトワーカーの意欲も向上したことがアンケート結果から確認されました。145名中68%が「ミニボーナスがある日に入りたい」と回答しており、シフトの充足に良い影響を及ぼしています。
HATA Luckの今後の展望
HATA Luckは今後もプロダクトの開発を通じ、シフトワーカーの働きがいと業務意欲の向上を目指していきます。さらに、今後の年末年始応援キャンペーンを展開し、導入企業に対して「ミニボーナス」機能の利用料を無料にする取り組みを行います。これにより、ますます多くの企業がこの機能を活用し、従業員のエンゲージメントが向上することを期待しています。
会社概要
HataLuck and Personは、「はたらくを楽しく」というミッションのもとにAIを活用しサービス業の改善に取り組んでいます。常に新しいアプローチで、従業員の働きがいや生産性向上に寄与する姿勢を貫いていきます。職場DXアプリ「はたLuck」は全国で幅広く利用されており、今後のさらなる機能追加にも期待が寄せられています。
公式ウェブサイト:
HataLuck