渋谷での夢の共演!ネクライトーキーと橋本絵莉子の特別な一夜
12月8日、東京・SHIBUYA CLUB QUATTROにて、ネクライトーキーによる対バン企画「オーキートーキーvol.6」が開催されました。この公演は、橋本絵莉子を迎え入れた特別なライブとして、多くのファンが集まりました。
「オーキートーキー」は、ネクライトーキーが初の対バン企画として2022年以来、約2年ぶりに行われたもので、今年は初対バンとなるアーティストたちを招いて東名阪でツアーを行いました。12月のツアーは大阪、名古屋、そして東京の渋谷と続き、渋谷での公演には橋本絵莉子が参加しました。
チケットは即完売し、満員の観客が詰めかけました。ステージに登場した橋本絵莉子は、「脱走」を歌い上げると、ハンドクラップで会場との一体感を感じさせました。彼女のアコースティックギターの音色に、サポートメンバーのギタリスト曽根、ベーシスト村田、ドラマー北野が加わり、マーチングスタイルのバンドサウンドを展開。観客はその演奏に魅了されました。さらに、彼女は印象的なギターリフが特徴の「宝物を探して」や、グルーヴィーな「人一人」なども披露し、「12月の素敵な日に渋谷でライブができて本当に嬉しい」と感謝の気持ちを伝えていました。
次に披露されたのは、ザラついたギターサウンドが特徴的な「かえれない」で、観客はその迫力あるギターソロやベースサウンドに心を奪われました。その後、しっとりとした「fall of the leaf」からパワフルな「ロゼメタリック時代」へと展開し、会場を圧倒しました。プログレッシブなインストゥルメンタル曲「離陸」では、迫力あるアンサンブルが炸裂し、観客は大きな拍手で応えました。
MCでは、橋本がネクライトーキーのファンに向けて感謝の意を示し、ブーストされた雰囲気が漂っていました。「音楽を愛し続けることは簡単じゃない」と語り、共演に対する嬉しさをファンに伝えました。
橋本の演奏が終わると、ネクライトーキーがステージに登場。彼らは最新アルバム『TORCH』から「ちょうぐにゃぐにゃ」を演奏し、盛り上がる観客たちに熱気を送ります。続けてキャッチーな「北上のススメ」や「ぽんぽこ節」を披露し、もっさはファンに感謝の気持ちを伝えるためにマイクを通じて呼びかけました。この日、もっさと橋本はお互いの活躍を讃え合い、一体感を感じさせる瞬間が続きました。
次に行われたブロックでは、もっさが橋本絵莉子に送るセットリストの曲を披露し、「今日はカレーの日」や「あべこべ」を歌い上げました。さらに、橋本のカバー曲「ホテル太平洋」では静かな感動が広がり、観客の心をつかみました。
「今回、この瞬間を迎えられたことは本当に嬉しい」ともっさは語り、メンバー間の温かい関係を強調し、一緒にいる幸せを強調しました。
最後のブロックでは、「今日がインフィニティ」や「私はパイロット」、「ワンオブゼム」が演奏され、満員のフロアが揺れました。彼らのパフォーマンスで会場は大いに盛り上がり、感無量な観客の姿が印象的です。
ライブは終始盛り上がり続け、アンコールでは「レイニーレイニー」「遠吠えのサンセット」を披露し、最後の楽曲「タイフー!」で観客は最高の熱気に包まれました。
「オーキートーキーvol.6」というこの夢のような一夜は、ネクライトーキーとしての成長を感じる素晴らしい時間となりました。そして、この日の公演がファンにとって特別な思い出となることは間違いありません。