2025国際ロボット展:革新をもたらすアマダの自動化技術
株式会社アマダが、2025年12月3日から6日まで東京ビッグサイトで開催される「2025国際ロボット展」に出展します。今回のテーマは「FOR YOUR FUTURE ~自動化との出会いが、モノづくりの未来を変える~」。この言葉には、モノづくりの現場が直面している労働者不足や熟練技能者の技術継承といった重要な課題に対し、自動化がどのように貢献するのかというメッセージが込められています。
アマダは、加工から搬送までを統合的に自動化することで、多品種少量生産の現場が直面する段取り作業の課題を解決します。また、AI、DX、IoTを有効に活用し、工場全体の稼働状況を可視化し、最適化を実現する姿勢を示しています。これにより、生産性の向上と製造業の持続可能性を重視した取り組みを行います。
自動化技術の最新展示内容
アマダが今回の展示会で披露する自動化技術は、板金加工における曲げから溶接までの工程を連携させたもので、初めての試みとなります。従来の人海戦術から脱却し、ロボットによって加工、仕分け、搬送を全自動化することで、生産性と品質を飛躍的に向上させます。特に、多品種少量生産の現場においても、自動化による課題解決が期待されています。
ベンディング自動化システム「EGB-1303ARse」
アマダが誇るベンディング自動化システム「EGB-1303ARse」は、多関節ロボットと独立したローディング装置を組み合わせ、ワークの供給から曲げ加工、搬出までを自動化します。これにより、経験の少ない作業者でも利用できる環境が整い、段取り作業の自動化も実現しています。特に、加工製品に適した金型やグリッパーの自動交換が可能であり、作業の効率化が期待されます。
自律搬送型ロボット「AMTES-500」
さらに、自律搬送型ロボット「AMTES-500」は、製造DXソリューション「LIVLOTS」やマシンNC装置「AMNC 4ie」との連携により、ワークの所在管理やスケジュール運転によるタイムリーな配膳が可能です。多品種少量生産の板金加工での複雑な工程間搬送作業を自動化することで、効率が大幅に向上します。
ファイバーレーザ溶接システム「FLW-3000ENSISe」
アマダのファイバーレーザ溶接システム「FLW-3000ENSISe」は、独自の光制御技術「ENSISテクノロジー」を搭載した高性能なシステムです。このシステムは、協働ロボットを接続し、加工前後のワーク搬入・搬出を自動化します。AIによる段取り作業の自動補正機能も備えており、業務の効率化が図られています。
アマダの未来に向けた挑戦
アマダは、今回の展示を通じて、自動化技術の可能性を広げ、生産性向上の実現を目指しています。モノづくりの未来を切り開くために、さまざまなソリューションを展開しておりますので、ぜひお見逃しなく。詳細はアマダの特設サイトをご覧ください。
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