チェック・ポイント、新たなEnterprise Browserでゼロトラストを強化
チェック・ポイントが新たに発表したEnterprise Browser
世界的なサイバーセキュリティのリーダー、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、2025年9月3日に強力な新機能「Enterprise Browser」を発表しました。このツールは、ゼロトラストセキュリティを強化するために、さまざまなデバイスに対応した新しいブラウジングの方法を提供します。
ゼロトラストへのアプローチ
Enterprise Browserは、契約者やBYOD(Bring Your Own Device)ユーザー、さらにはサードパーティのパートナーなど、自社の管理下にないアンマネージドデバイスに対しても適用できます。この新機能により、組織は完全な可視性を維持し、厳しいポリシーを実行することが可能となります。また、コンプライアンスを確保しつつ、データ保護にも対応します。各セッションが終了すると同時に、機密データは瞬時に消去され、企業にとってのリスクを大幅に軽減します。
労働力のハイブリッド化に対応
現代の労働環境で進行中のハイブリッド化により、アンマネージドデバイスはセキュリティの大きな課題となっており、データ漏えいやコンプライアンスの問題も増加しています。従来のVPNやノートPC貸与の手法は、高価で非効率的なため、NEWエコシステムに合わなくなっています。そこで、Enterprise Browserが登場し、こうした課題を解決します。
主な機能
Enterprise Browserには、機密データの完全分離や消去機能をはじめ、データ損失防止(DLP)機能が統合されています。これにより、アップロードやダウンロードなどの操作制限が可能となり、文書やスクリーンに透かしを適用することができます。また、エージェントレスでデバイスの状態チェックが行え、機密データを管理する必要がないため、ITオーバーヘッドの削減に寄与します。
セキュリティとビジネスの両立
この新機能は、サードパーティやBYODユーザーにスムーズなアクセスを提供しつつ、ITチームには強力な管理機能を提供します。これにより、企業はコストを削減しながらも、内部脅威やコンプライアンス違反のリスクを最小限に抑えることが可能となります。チェック・ポイントのSASE(Secure Access Service Edge)ソリューションと連携し、シームレスなポリシー管理を行うことができる点も大きなメリットです。
結論
チェック・ポイントのEnterprise Browserは、ハイブリッドワーク環境におけるセキュリティの新たな基準を打ち立てます。自社が管理していないデバイスに対しても安心して業務を行える環境を提供することで、企業価値の向上にも寄与するでしょう。今後、Enterprise Browserを活用した安全なワークスタイルの実現が期待されます。
企業情報
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、デジタルトラストのリーディングプロバイダーとして、AIを駆使したサイバーセキュリティソリューションを全世界で提供しています。詳細は公式サイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1-2-8虎ノ門琴平タワー25F
- 電話番号
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03-6205-8340