超低床AMR-180(仮)
2023-08-01 13:00:02

国内最小床の自律走行ロボット『超低床AMR-180(仮)』登場

自律走行ロボット『超低床AMR-180(仮)』が登場



近年、自動化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の波が広がる中、自律走行型搬送ロボットが企業の生産効率を高める存在となっています。その中で注目を集めているのが、GEクリエイティブが発表した『超低床AMR-180(仮)』です。高さ180mmという国内最低床のこのAMRは、さまざまな業種に対応し、工場や物流センターにおける運用の柔軟性を提供します。

特長と利点



1. 超低床設計


『超低床AMR-180(仮)』は、既存の手動搬送機材の下に設置できる超低床設計が特徴です。これにより、大規模な設備改造なしで搬送作業を自動化することが可能となります。このロボットは、最大350kgまでの資材を50mmリフトアップでき、搬送作業の効率が大幅に向上します。

2. 防水対応


食品業界など、特定の環境への対応が必要なケースでも、『超低床AMR-180(仮)』は能力を発揮します。防水設計により、従来の機器では困難だった環境でもスムーズに運用が可能です。

3. 多様なニーズに応えるシャーシ開発


GEクリエイティブのグループ企業である株式会社東邦大信は、無人搬送車(AGV)メーカーとして、さまざまなニーズに即したシャーシの開発を行っています。これにより、自動化のニーズに柔軟に対応できます。

4. 開放的なインタフェース


『超低床AMR-180(仮)』は、オープンインタフェースを採用しており、他社製AGVとの連携が可能です。これにより、既存のシステムをより効率的に利用することができ、さらなる生産性の向上が図れます。

5. スモールスタートと柔軟性


この自律走行ロボットは、誘導用ガイドの設置を必要としないため、初期コストを抑えての導入が実現します。さらに、工場内の環境に応じて配置変更が比較的容易に行えるため、フレキシブルな運用が可能です。

6. 追従走行機能


『超低床AMR-180(仮)』は、深度カメラやLiDARといった高度なセンサーを搭載しています。これにより、人や他のロボットに追従することが可能になり、作業者の移動に応じて搬送機器も自動的に移動します。

会社情報と今後の展開


これを開発した株式会社GEクリエイティブは、名古屋市を拠点に様々な自動化ソリューションを提供しています。自社のソフトウェア開発とグループ企業との連携を強化し、より多くの企業に対して自律走行ロボットの導入を促進していくことを目指しています。

今後、GEクリエイティブはこの『超低床AMR-180(仮)』を代表的な製品としてさらに展開を進める予定です。自動化が加速する中で、生産現場に革新をもたらすこのロボットの活躍に期待が高まります。

会社情報

会社名
株式会社GEクリエイティブ
住所
愛知県名古屋市東区東桜1-9-26IKKOパーク栄ビル3F
電話番号
052-728-0570

トピックス(IT)

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