記憶をつなぐプロジェクト
2025-07-28 11:29:49

noteが戦後80年プロジェクト「#きおくをつなごう」に参加し記憶を受け継ぐ

noteが参加する戦後80年プロジェクト「#きおくをつなごう」



noteは、TBS NEWS DIG Powered by JNNとYahoo!ニュースが共同で展開する「#きおくをつなごう」という戦後80年プロジェクトに参加することを発表しました。このプロジェクトは、戦争体験や平和に対する思いを次世代に引き継ぐことを目的としており、参加者は家族や大切な人から聞いたエピソードや資料を自由に投稿することができます。特に、投稿に関しては文章に加え、当時の写真や日記、PDFデータといった多様なコンテンツを受け付けるなど、参加のハードルは非常に低く設定されています。これにより、貴重な記憶を数多くの人々と共有し、次世代へとつなげる役割を果たしたいとのことです。

参加の背景と目的



戦争を経験した世代の高齢化により、その貴重な証言を伝えることが急務となっています。noteは、個人の体験や思いを自由に発信できる場として、多くの方々に利用されていますが、特に今回のプロジェクトでは、デジタル技術を活用して、時間が経過することで薄れてしまう記憶を永続的に保存し、次世代に伝えるという重要な使命を抱いています。

TBS NEWS DIGおよびYahoo!ニュースの協力を得て、このプロジェクトを通じてより多くの人が戦争の記憶に触れ、平和への思いを強化してもらいたいと考えています。

投稿企画の詳細



投稿に当たっては、「#きおくをつなごう」のハッシュタグを使って、戦争に関する経験や資料をnoteに投稿できます。すでに多くの貴重なブログやエッセイが存在し、過去の記憶をつなげる役割を果たしています。

例えば、TBSのアナウンサー江藤愛さんは、亡くなった祖父から聞いた戦争体験についての投稿も行っています。彼女は祖父からの教え、「戦争は二度としてはいけない」という言葉を次の世代へと伝えずにはいられないと訴えています。

これまでの投稿の紹介



これまで多くの多様な投稿が行われており、例えば次のような内容があります:
  • - わだつみのこえ記念館では、学徒兵たちの手紙や日記を引用し、一人一人の体験を紹介しています。
  • - キンクーマさんは、シベリア抑留を受けた祖父の手記を、詳細に紹介しています。
  • - 日暮えむさんは、親族や知人などから聞いた戦時中の記憶をマンガ形式で表現しています。

このように、投稿は文章だけでなく、写真やイラストなど、さまざまな形で行うことができます。これにより、参加者は自らの貴重な体験を他者と共有し、次世代へとつなげる機会を得ることができるのです。

参加期間



このプロジェクトは2025年の7月28日から12月31日までの間で行われます。また、特に8月31日までに投稿したコンテンツについては、本プロジェクトを一緒に進めるTBSから取材の提案がされることがあります。

未来への思い



TBS NEWS DIGのプロデューサー、山岡陽輔さんは「#きおくをつなごう」にnoteが加わることで、広範な世代が80年前の戦争を感じることができると期待しています。そして、Yahoo!ニュースのプロジェクトマネージャー、一木菜那さんは、家族の記憶を繋げる手助けをしたいと考えています。戦争の苦痛や教訓を後世に伝えるために、彼らは取り組んでいます。

noteは今後も社会的な記憶の保存と継承に寄与し、多様な歴史記録を一つにまとめるために努力を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
note株式会社
住所
東京都千代田区麹町6-6-2
電話番号

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