位置情報広告サービスLocAD+の進化
株式会社西日本新聞メディアラボは、2024年12月18日に位置情報広告サービス「LocAD+」のアップデートを発表しました。この新機能には、店舗Wi-Fiを活用した来店計測サービス「LocAD+ Visit」が追加され、広告主はオフラインでの来店者数を正確に計測できるようになります。これにより、エリアマーケティングの効率化が図れることが期待されています。
来店計測サービス「LocAD+ Visit」
「LocAD+ Visit」は、店舗に設置されたWi-FiのSSIDリストを元に、広告を接触したユーザーが実際に来店したかどうかを計測します。この機能によって作成される来店計測レポートは、広告の効果を可視化する手助けとなります。具体的には、ターゲティング地点の来店計測およびデイリーレポートの提供を通じて、広告のパフォーマンスを詳細に把握できるようになります。
ターゲティングの強化
新たなアップデートでは、興味関心に基づいたターゲティングメニューが刷新されました。これにより、月間2,600万UUの位置情報データを活用し、約40種類の興味関心カテゴリーと10種類の地点カテゴリーが整備されました。精緻なターゲティングにより、広告効果を最大限に引き出すことが可能となります。
SmartNewsとTVerの連携強化
LocAD+では、ニュースアプリ「SmartNews」のインフィード広告枠の買い付けを強化.これにより、より多くのユーザーにリーチできることが実現しました。また、国内最大級の見逃し無料配信動画サービス「TVer」に特化したCM動画制作サービスの提供を開始します。このサービスは、広告素材を持たない企業にも低コストでの広告配信を可能にします。
LocAD+の利点と今後の展開
LocAD+は高精度な位置情報分析を元に、商圏、性別、年代などを組み合わせたターゲット広告を展開しています。サービス開始から多くの業種で約1,400件のプロモーション施策に活用されており、地方企業への新しい価値提供を目指して地方新聞社とのパートナーシップも強化しています。
最後に
今回のアップデートにより、エリアマーケティングの新たな可能性が広がりました。今後もLocAD+は、さらなる機能追加や連携強化を進めていくことで、広告主のニーズに応え続けるでしょう。詳しい情報は公式サイトにて確認できます。