ＦＰＴジャパンとコニカミノルタがベトナムに新会社を設立しソフトウェア開発を強化

ＦＰＴジャパンとコニカミノルタの新たな展開

2024年9月4日、ＦＰＴジャパンホールディングス株式会社（東京都港区、以下「ＦＰＴジャパン」）は、コニカミノルタ株式会社（東京都千代田区、以下「コニカミノルタ」）とのパートナーシップを基盤にした新たな ventures、KONICA MINOLTA FPT Solution Labs Vietnam Co., Ltd.（以下「新会社」）をベトナムに設立しました。これにより、両社は多様化する市場ニーズに応えるため、複合機ソフトウェアの開発を最適化し、顧客への提供価値を拡大することを目指しています。

合弁会社設立の背景と目的

ＦＰＴジャパンとコニカミノルタは、複合機のソフトウェア開発に特化した合弁会社としてコニカミノルタＦＰＴソリューションラボ株式会社を2024年4月に設立しました。その新会社である「KONICA MINOLTA FPT Solution Labs Vietnam Co., Ltd.」は、ベトナムの高度なIT人材を活用し、複合機向けのソフトウェアとその周辺ビジネスの拡大に注力する役割を担います。

新会社は、複合機ソフトウェア開発のための専門人材や技術資源を確保し、持続可能なオフィスビジネスの強化を図ることで、顧客に対する信頼と価値を提供し続けることを目指します。

設立の詳細

「KONICA MINOLTA FPT Solution Labs Vietnam Co., Ltd.」の概要は以下の通りです：

- 名称: KONICA MINOLTA FPT Solution Labs Vietnam Co., Ltd.
- 所在地: ベトナムハノイ市
- 設立日: 2024年9月4日
- 役員: 最高経営責任者　鍋島孝元　他4名の取締役
- 資本金: 1,000万円
- 事業内容: ソフトウェア開発関連業務の受託

ＦＰＴジャパンの役割

ＦＰＴジャパンは、ベトナムのICTリーディングカンパニーであるＦＰＴグループの一部として、2005年に設立されました。日本向けに特化したIT事業を展開し、先進的なテクノロジーを活用したサービスを提供することを使命としています。現在、RPA、ブロックチェーン、AIなどの分野で多岐にわたるサービスを展開し、顧客のデジタル変革を支援しています。

今後の展望

新会社の設立を通じて、ＦＰＴジャパンとコニカミノルタはアジア市場での競争力をさらなる高みへ引き上げる計画です。ベトナムは豊富な高技術人材を抱える国であるため、新会社の成功が両社の持続可能な成長の軌道を強化することが期待されています。

この取り組みが今後どのように発展し、企業の収益基盤に寄与するのか、業界関係者は注目しています。引き続き、両社からの新たなリリースや成果報告にも期待が高まります。