大和ハウスフィナンシャルとエイジィ、オンライン決済をホテル運営と連携開発

オンライン決済サービス「けっさいくん」とホテル管理システム「HOTEL SMART」が連携開始

大和ハウスフィナンシャル株式会社とxxx（エイジィ）株式会社が、両社のサービスを統合する新たな取り組みを発表しました。2025年4月からオンライン決済システム「けっさいくん」と、宿泊管理システム「HOTEL SMART」が連携し、宿泊施設の運営者に新たな利便性を提供します。

「けっさいくん」の機能とは？

「けっさいくん」は、クレジットカード決済、コンビニ決済、口座振替、Pay-easyなど、複数の決済手段を一元管理できるシステムです。特に、経理処理や業務効率の向上が期待されています。このサービスは、現在、住宅管理費や家賃、スポーツクラブの会費、カーシェアの利用料など、利用範囲が広がっており、利用者にアクセスしやすい環境を整えています。

そのほか、「けっさいくん」はセキュリティ対策も万全で、カード情報は非保持化され、加盟店にはカード情報が残らない仕組みです。これにより、金融情報の漏洩や不正利用のリスクを回避することが可能となります。

「HOTEL SMART」の特長

一方で、「HOTEL SMART」は、宿泊予約の管理や会計業務、セルフチェックイン機能、リピート顧客の獲得機能、収益管理機能などを一元化して管理できるシステムです。このシステムは、全国のホテルチェーンから無人ホテルまで、あらゆる規模で導入されており、現在2,000以上の施設で運用されています。

「HOTEL SMART」の新機能として、クレジット決済を予約時にスムーズに導入できることで、宿泊業者の業務効率が向上し、宿泊客にも便利な予約体験が提供されることになります。また、直接予約が可能となり、OTA（オンライン旅行代理店）に依存しなくても済むようになります。

業務の一元化で効率化

「けっさいくん」と「HOTEL SMART」の統合で、宿泊施設の運営者は、公式サイトにオンライン決済を組み込むことで、業務の効率化を図ることができます。また、決済に関するあらゆる業務を「おまとめサービス」へ委託することで、さらに効率的な運営が実現します。このサービスは、新しい決済プランを自在に組み合わせることができる「Omatomeシリーズ」として提供され、ホテル運営に特化したプランが多数用意されています。