日台竹工芸ワークショップ
2025-01-31 09:53:07

日台連携による竹工芸と地域振興の新モデル形成へ向けたワークショップ

日台連携による竹工芸と地域振興の新モデル形成へ向けたワークショップ



2025年1月17日と18日の2日間、熊本県人吉市の矢岳町に位置する矢岳駅を拠点に開かれた「竹工芸と地域デザイン ワークショップシリーズ」には、台湾と日本からの参加者が集まりました。このイベントは、地元の人吉中央ロータリークラブと台北城東ロータリークラブの主催で、国際的な交流と地域の発展を目指す取り組みの一環です。

ワークショップでは、竹工芸や地域資源の活用、商品開発をテーマに、日本と台湾の専門家や実践者が知識を共有しました。参加者は延べ100人に上り、世代や業種を超えた多様なネットワークが生まれました。これにより、持続可能な地域経済モデルの構築に向けた一歩が踏み出されました。

開催内容と参加者の反応


1月17日(金)


  • - 午前の部: 地方創生と日台連携に関する講義
  • - 午後の部: 竹工芸とデザインをテーマにした体験型ワークショップ

1月18日(土)


  • - 午前の部: マーケティングや地域資源の活用に関するセッション
  • - 午後の部: 竹細工の実践的な体験ワークショップ

初日は、特に地方創生の重要性が強調され、参加者たちは竹を活用した商品やサービス開発の可能性について活発に議論しました。特にカラフルな竹とんぼを制作した子どもたちがその仕上がりで遊ぶ姿には、参加者全員が大いに楽しむ姿が見受けられました。

新たなネットワークの形成


LOCAL TO LOCAL株式会社の代表、張子萱氏は、今回のワークショップに参加した台湾の地方創生の専門家14名との交流が非常に貴重だと述べました。彼らは人吉・球磨地域の職人や事業者と深い関係を築くことで、今後の共同プロジェクトに繋がる可能性を示唆しました。

竹工芸のワークショップを担当した蘇保宏氏も、台湾と日本の職人が共同でシンボル作品を作るプロジェクトを視野に入れていると語ります。これにより、地域の伝統技術をより多くの人々に知ってもらうきっかけとしたいとしています。

持続可能な経済モデルの構築


ワークショップを経て、参加者たちは異なる業種や世代の壁を越えて意見を交換し、竹工芸を活用した新しい商品やサービスの可能性について評価しました。地域資源を最大限に活用した経済モデルづくりの重要性が再確認され、将来への期待が高まっています。

今後の展望


今回のワークショップは、地域創生に向けた持続的な取り組みのスタートに過ぎません。今後、LOCAL TO LOCAL株式会社では、竹工芸を主軸にしたプロジェクトを継続的に展開する予定です。
  • - 矢岳町を拠点にした体験プログラムの開発
  • - 地域資源を利用した新商品開発
  • - 日台間のネットワーク構築の強化

これらの活動を通じて、地域の活性化を図り、次世代に持続可能な経済環境を提供することを目指します。日台連携の可能性を感じながら、参加者たちは新たな未来を描いています。


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会社情報

会社名
LOCAL TO LOCAL株式会社
住所
熊本県人吉市矢岳町4762番地(旧国鉄矢岳駅駅長官舎)
電話番号
096-48-9839

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